小田急の終点である小田原を起点に、箱根湯本を経て強羅までを結んでいる箱根登山鉄道の鉄道線。
80‰の急こう配を登山する鉄道として、あまりにも有名な路線です。
このように、路線としては小田原から強羅までを結んでいる鉄道線ですが、現在は箱根湯本を境にして系統が分離しており、全線を直通する列車は設定されていません。
そして、設定できなくなっていると表現することもできるかもしれません。
昔の鉄道線には、全線を通して運転する列車が設定されていました。
小田急の大きな車両と、箱根登山鉄道の小さな車両が、三線軌条を使って同じ区間を走っていたのです。
新宿から急行やロマンスカーが箱根湯本まで直通し、沢山の乗客を輸送していました。
しかし、鉄道線の乗客は増加を続け、車両を2両から3両に増強する等の対応を行いましたが、輸送力は不足する状況となってしまいます。
そこで、輸送力が大きい小田急からの直通列車を増やす措置がとられ、箱根登山鉄道の車両は朝夕以外小田原に顔を出さなくなっていきます。
その後、小田原から箱根湯本の区間は小田急の車両のみが走るようになり、最終的には現在のようにロマンスカー以外は線内を折り返すことが基本となりました。
こうしてこの区間は小田急線化したのです。
この区間は現在も箱根登山鉄道の路線ではありますが、実質的には小田急小田原線の末端区間という状態だといえるでしょう。
複線の路線が末端区間で単線になり、系統分離して折り返し運転が行われているという姿は、他の鉄道会社でも見られるものです。
小田急が乗り入れるという形態から始まったこの区間での運転は、最終的に箱根湯本までの区間を小田急線化しました。
一般利用客の中には、小田急の終点を箱根湯本だと思っている方も多いでしょう。
同じグループの企業として、強い繋がりで運行されている両社の路線。
これからも箱根を盛り上げていってほしいものですね。
80‰の急こう配を登山する鉄道として、あまりにも有名な路線です。
このように、路線としては小田原から強羅までを結んでいる鉄道線ですが、現在は箱根湯本を境にして系統が分離しており、全線を直通する列車は設定されていません。
そして、設定できなくなっていると表現することもできるかもしれません。
昔の鉄道線には、全線を通して運転する列車が設定されていました。
小田急の大きな車両と、箱根登山鉄道の小さな車両が、三線軌条を使って同じ区間を走っていたのです。
新宿から急行やロマンスカーが箱根湯本まで直通し、沢山の乗客を輸送していました。
しかし、鉄道線の乗客は増加を続け、車両を2両から3両に増強する等の対応を行いましたが、輸送力は不足する状況となってしまいます。
そこで、輸送力が大きい小田急からの直通列車を増やす措置がとられ、箱根登山鉄道の車両は朝夕以外小田原に顔を出さなくなっていきます。
その後、小田原から箱根湯本の区間は小田急の車両のみが走るようになり、最終的には現在のようにロマンスカー以外は線内を折り返すことが基本となりました。
こうしてこの区間は小田急線化したのです。
この区間は現在も箱根登山鉄道の路線ではありますが、実質的には小田急小田原線の末端区間という状態だといえるでしょう。
複線の路線が末端区間で単線になり、系統分離して折り返し運転が行われているという姿は、他の鉄道会社でも見られるものです。
小田急が乗り入れるという形態から始まったこの区間での運転は、最終的に箱根湯本までの区間を小田急線化しました。
一般利用客の中には、小田急の終点を箱根湯本だと思っている方も多いでしょう。
同じグループの企業として、強い繋がりで運行されている両社の路線。
これからも箱根を盛り上げていってほしいものですね。
コメント
コメント一覧 (6)
車体も小さくて、小田原にやって来ると、ひとつの風物詩を見ている気がしたものです。
一時期、新宿発急行箱根湯本行とかを見た時、行先だけ聞けばロマンスカーになったと錯覚したりしました。
今は、小田原と箱根湯本で、ロマンスカーに乗らない限り、二回の乗り換えとなり、義足の私にはちょっときついです。。
ワタシダ
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ワタシダ
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複線化の噂もあるが先に栢山、富水、螢田、足柄の各駅のホームを10両対応にして多摩線と新宿〜小田原間を10両運行を原則にするべきかと。
新松田〜小田原間の区間各停は急行に置き換わるが、新松田折り返しがなくなり待避しやすくなる利点もあると思います。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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小田原〜箱根湯本間を2025までに複線化するかもしれないという噂はネットでよく目にするので、また湯本急行を見ることが出来たらなも思います
ワタシダ
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