営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線への直通用車両として、1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
最初に製造された4両の8編成は、地上専用の車両として登場しましたが、1988年の後半に製造された編成からは、地下鉄直通用の機器を搭載して登場しました。
直通用の編成として登場したのは、4両の1059Fから1066Fと、6両の1251Fから1256Fでした。
4両だけ2本多く、小田急全線を走る赤い1000形として沿線を騒がせている1059Fも、元々は直通用の編成だったのです。
1000形は小田急線内での運用にも使うことを想定し、9000形に続いて4両と6両を併結して10両としました。
多くの駅が10両の停車に対応していなかった当時は、こうしたほうが良かったのでしょう。
しかし、複々線化がなかなか進まない中、それでも増え続ける乗客に小田急は苦慮していました。
そこで、8両や10両の中間に入っている先頭車をなくし、少しでも乗れるスペースを増やそうという試みが行われるようになります。
こうして登場したのが、小田急初の10両固定編成である1091Fで、それは1992年のことでした。
固定編成は新造と改造で少しずつ増加し、1000形には8両も登場、2600形の一部が8両に組み替えられました。
1000形の10両固定編成はさらに3本が追加され、1092Fから1094Fとされました。
この追加分の編成は、1059Fから1062F、1251F、1252Fから直通用の機器を転用して登場し、転用元となった編成はこのタイミングで直通運用から外れています。
しかし、その後直通運用が増加することとなったため、1061F、1062F、1251F、1252Fには再度直通用の機器が搭載されることになり、かなりややこしい経緯を辿りました。
1000形同士で直通対応の編成を置き換えたものの、その後結局復帰したということです。
2007年に4000形が登場したことで、1000形は全車が地下鉄直通運用から撤退し、現在は地上専用車として活躍しています。
4編成が登場した10両固定編成は、1092Fのみが現在も未更新で走っています。
最初に製造された4両の8編成は、地上専用の車両として登場しましたが、1988年の後半に製造された編成からは、地下鉄直通用の機器を搭載して登場しました。
直通用の編成として登場したのは、4両の1059Fから1066Fと、6両の1251Fから1256Fでした。
4両だけ2本多く、小田急全線を走る赤い1000形として沿線を騒がせている1059Fも、元々は直通用の編成だったのです。
1000形は小田急線内での運用にも使うことを想定し、9000形に続いて4両と6両を併結して10両としました。
多くの駅が10両の停車に対応していなかった当時は、こうしたほうが良かったのでしょう。
しかし、複々線化がなかなか進まない中、それでも増え続ける乗客に小田急は苦慮していました。
そこで、8両や10両の中間に入っている先頭車をなくし、少しでも乗れるスペースを増やそうという試みが行われるようになります。
こうして登場したのが、小田急初の10両固定編成である1091Fで、それは1992年のことでした。
固定編成は新造と改造で少しずつ増加し、1000形には8両も登場、2600形の一部が8両に組み替えられました。
1000形の10両固定編成はさらに3本が追加され、1092Fから1094Fとされました。
この追加分の編成は、1059Fから1062F、1251F、1252Fから直通用の機器を転用して登場し、転用元となった編成はこのタイミングで直通運用から外れています。
しかし、その後直通運用が増加することとなったため、1061F、1062F、1251F、1252Fには再度直通用の機器が搭載されることになり、かなりややこしい経緯を辿りました。
1000形同士で直通対応の編成を置き換えたものの、その後結局復帰したということです。
2007年に4000形が登場したことで、1000形は全車が地下鉄直通運用から撤退し、現在は地上専用車として活躍しています。
4編成が登場した10両固定編成は、1092Fのみが現在も未更新で走っています。
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