リニューアルが進められている1000形に廃車が発生したことは、多くの小田急ファンを驚かせました。
1081Fの一部が廃車となったことで、今後の動向が心配されていましたが、クハ1155と1054Fが廃車になったと考えられる状況が発生したことから、小田急がどのような方針なのかが見えてきました。
1081Fの廃車は、一部の車両を残すという限定的なものでしたが、先頭車の中間車化が中止になっていると仮定した場合には、今後ある程度の廃車が発生すると予想されます。
事故廃車である8264Fを除くと、編成単位で通勤型車両が廃車になるのは5000形の5063F以来であり、約8年ぶりのこととなります。
1000形が4両と10両への再編を目指していると思われることは、他の記事でも何度か触れました。
中間車化の中止は、コスト面等の問題と噂されていますが、仮にそうであった場合、今回の廃車は小田急の車両に対する方針が変わったことを意味していると考えられるのです。
小田急では昔から車両の大規模修繕を行ってきました。
かつては車体の修繕を中心としたものでしたが、徐々に車内も大規模に改造するようになり、8000形からは足回りも一新するような内容となったのです。
新型車両と同じような水準まで改造されるになったことで、工期はそれまでより長くなり、当然コストもかかっていると考えられます。
今後の小田急は、工期やコストについて合理的に判断し、車両の更新を行っていくのかもしれません。
2600形と1000形で、小田急は組み替えに関する失敗を繰り返してしまいました。
どちらも状況としては似ており、製造から年数が経った車両に対して、大規模な改造をしすぎたというものです。
合理的な判断をするということを前提にした場合、言い換えれば効率が悪い改造はしないといえます。
編成の組み替えを伴うようなことはもうしないと仮定すると、2000形が更新されない可能性が高くなります。
1000形の廃車により、全車両が更新されるという常識が通用しなくなりました。
5000形が更新後に比較的早く廃車となっている等、見通しの甘さも過去に目立ちました。
これからは無理をして全車に手を入れるのではなく、新車を増備しつつ、限定的な更新を行っていくのかもしれませんね。
1081Fの一部が廃車となったことで、今後の動向が心配されていましたが、クハ1155と1054Fが廃車になったと考えられる状況が発生したことから、小田急がどのような方針なのかが見えてきました。
1081Fの廃車は、一部の車両を残すという限定的なものでしたが、先頭車の中間車化が中止になっていると仮定した場合には、今後ある程度の廃車が発生すると予想されます。
事故廃車である8264Fを除くと、編成単位で通勤型車両が廃車になるのは5000形の5063F以来であり、約8年ぶりのこととなります。
1000形が4両と10両への再編を目指していると思われることは、他の記事でも何度か触れました。
中間車化の中止は、コスト面等の問題と噂されていますが、仮にそうであった場合、今回の廃車は小田急の車両に対する方針が変わったことを意味していると考えられるのです。
小田急では昔から車両の大規模修繕を行ってきました。
かつては車体の修繕を中心としたものでしたが、徐々に車内も大規模に改造するようになり、8000形からは足回りも一新するような内容となったのです。
新型車両と同じような水準まで改造されるになったことで、工期はそれまでより長くなり、当然コストもかかっていると考えられます。
今後の小田急は、工期やコストについて合理的に判断し、車両の更新を行っていくのかもしれません。
2600形と1000形で、小田急は組み替えに関する失敗を繰り返してしまいました。
どちらも状況としては似ており、製造から年数が経った車両に対して、大規模な改造をしすぎたというものです。
合理的な判断をするということを前提にした場合、言い換えれば効率が悪い改造はしないといえます。
編成の組み替えを伴うようなことはもうしないと仮定すると、2000形が更新されない可能性が高くなります。
1000形の廃車により、全車両が更新されるという常識が通用しなくなりました。
5000形が更新後に比較的早く廃車となっている等、見通しの甘さも過去に目立ちました。
これからは無理をして全車に手を入れるのではなく、新車を増備しつつ、限定的な更新を行っていくのかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (10)
ワタシダ
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リニューアル未施工の編成の使用年数と今後の使用年数を勘案すると5000形で置き換えをするのが妥当かもしれません。下手したら早ければ5年後とかには2000形も置き換えている可能性も。
ワタシダ
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東武や南海などがコストダウンを目的にこの方式をやっとります。小田急でも2000形2054Fや8000形後期リニューアル車で廃車発生品を流用した実績があり、過去には初代4000形や9000形、LSEでも実績があります。
ワタシダ
がしました
最も1000型ワイドドア車と2000型に関しては転クロ改造した上で愛知環状鉄道に渡した方が良い気がする。
愛環は両数増加を考えると新製車作るより小田急1000型や2000型を持った方が楽だと思うから。
JR東海も小田急の車両なら扱いやすいから三河豊田駅〜名古屋駅の相互直通運転に使いやすく、4扉だから愛環線内だけでも余裕が持てる運用が出来そうな気がします。
南海は既に新型車の置き換えが進んでおり、サザンの連結からしてキツいかと。
ワタシダ
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ということは見方の通り、1081Fから抜いた2両と交換し10両編成化する流れにはなりそうです。車体を切り取って接合することも有り得そうですが、この状況ではもう1編成離脱は避けられなさそうな雰囲気がしますね。
ワタシダ
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