それまでの小田急ロマンスカーの流れを断ち切り、当時としてはかなり異質な存在としてデビューしたEXE。
シンプルになった外見は賛否両論で、SE以降のロマンスカーとしては初めてブルーリボン賞の受賞を逃しました。

近年は専ら日常利用を主体とした列車に使われてきたEXEですが、登場から約20年が経過して老朽化が目立ってきたため、2017年度からリニューアルが開始され、施工済の編成は愛称がEXEαに改められています。
リニューアルの際に外観のデザインが大きく変更され、岡部憲明氏が担当したこともあってVSE以降と車両の雰囲気が揃えられています。

新しいデザインの良し悪しは別として、リニューアルの際に他の車両とイメージを揃えるというのは、LSEの時にも同じことが行われました。
結局LSEは旧塗装に戻されましたが、過去に失敗したロマンスカーの外装デザインの変更を再びやってしまうのは、小田急らしいといえますね。

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まだ未更新の車両が走っている段階で、このような予想をするのも気が引けますが、将来的にEXEαを旧塗装とする可能性はあると考えています。
あるとしたらイベントとしてだと思いますが、小田急のことなのでありえると思っています。

残り2編成となってしまった未更新のEXE。
さすがに見かける機会は少なくなってきましたね。