小田急で初めて大型車の10両で運転するロマンスカーとして登場し、現在も主力として活躍する30000形。
外見のデザインは賛否が分かれますが、座席に関する評価はかなり高く、乗るという観点では最高のロマンスカーといえます。
評判が良い30000形の座席ですが、全編成が同じというわけではなく、実際には増備の途中で仕様変更が行われていました。
登場した当初は現在と座席の表地が異なっており、6両が緑系統、4両が青系統となっており、それぞれ箱根と江ノ島をイメージできるようにしていたのです。
席と席の間には、20000形に続いて肘掛けが設けられており、小田急としては結果的に珍しい車両となっています。
この座席は1次車と2次車で採用され、合計で40両が登場しました。
座席に変更が発生したのは3次車となる30両で、表地が4両と6両で統一されたものとなり、落ち着いた配色となりました。
また、肘掛けについては廃止され、小田急としては一般的な仕様に変更されています。
従来の車両についても後に表地が変更されましたが、肘掛けについては存置されました。
表地の変更が行われたのは、小田原線と江ノ島線に相模大野で分割する運用がそこまで多くなく、色分けをする意味があまりなかったからだと考えられます。
肘掛けの変更は理由がはっきりしませんが、最初に設置したRSEがバブル期に登場したことを考えると、コストダウンを図った可能性があります。
小田急はこれ以外のロマンスカーでも座席の間に肘掛けを設置していないことから、トラブル防止の観点で設置をしない方針なのかもしれません。
その後、リニューアルの際に表地が変更され、肘掛けが設けられていた編成は撤去されています。
こうして小田急から席と席の間に肘掛けがある車両は消滅していることから、やはり設置しない方針が前提にあると考えられそうです。
今回の記事を書くにあたって、ロマンスカーの肘掛けの部分で、Shinichiraw様からネタと情報をお寄せいただきました。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。
外見のデザインは賛否が分かれますが、座席に関する評価はかなり高く、乗るという観点では最高のロマンスカーといえます。
評判が良い30000形の座席ですが、全編成が同じというわけではなく、実際には増備の途中で仕様変更が行われていました。
登場した当初は現在と座席の表地が異なっており、6両が緑系統、4両が青系統となっており、それぞれ箱根と江ノ島をイメージできるようにしていたのです。
席と席の間には、20000形に続いて肘掛けが設けられており、小田急としては結果的に珍しい車両となっています。
この座席は1次車と2次車で採用され、合計で40両が登場しました。
座席に変更が発生したのは3次車となる30両で、表地が4両と6両で統一されたものとなり、落ち着いた配色となりました。
また、肘掛けについては廃止され、小田急としては一般的な仕様に変更されています。
従来の車両についても後に表地が変更されましたが、肘掛けについては存置されました。
表地の変更が行われたのは、小田原線と江ノ島線に相模大野で分割する運用がそこまで多くなく、色分けをする意味があまりなかったからだと考えられます。
肘掛けの変更は理由がはっきりしませんが、最初に設置したRSEがバブル期に登場したことを考えると、コストダウンを図った可能性があります。
小田急はこれ以外のロマンスカーでも座席の間に肘掛けを設置していないことから、トラブル防止の観点で設置をしない方針なのかもしれません。
その後、リニューアルの際に表地が変更され、肘掛けが設けられていた編成は撤去されています。
こうして小田急から席と席の間に肘掛けがある車両は消滅していることから、やはり設置しない方針が前提にあると考えられそうです。
今回の記事を書くにあたって、ロマンスカーの肘掛けの部分で、Shinichiraw様からネタと情報をお寄せいただきました。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。
コメント
コメント一覧 (1)
GSEやVSEは座席数の関係で夕方以降の下りは江ノ島線発着の列車に任されている事を考えるとホームウェイとして活躍できた事は非常に有意義だと言えます。
展望席が目的でなければEXEは楽だし、さがみのメイン種別になるのも当然だと言えます。
ワタシダ
がしました