小田急の保存車両が集結し、2021年春のオープンが予定されているロマンスカーミュージアム。
ロマンスカーを中心に6形式が展示される予定で、ジオラマやシミュレーターも設置され、オープンが楽しみな施設です。

目玉はなんといっても車両の展示で、SEからRSEまでのロマンスカーが集まることは、小田急ファンとして嬉しく思います。
展示車両がロマンスカーに偏ってしまったのは少々残念ですが、集客力という点で考えると、そうせざるを得なかったのでしょう。

さて、集客力という言葉を使いました。
ロマンスカーミュージアムは営利目的の施設ですから、継続的に収益を上げることが求められます。
施設自体はとても魅力的ですが、何回か行けば飽きてしまうでしょうから、何回も行きたくなるようなイベントの実施が不可欠になると考えられます。
もちろん小田急側も考えていると思いますが、ファンとしてやってほしいことを考えてみたいと思います。



まずは車両に関連したことですが、愛称表示の変更があると思います。
日によって違っても面白いでしょうし、時々珍しいものを出すのも楽しそうです。
臨時列車のレプリカを掲出したり、NSEをあしのこ号やきんとき号にすることも期待できます。

車両から補助警報を鳴らすのも面白そうです。
形式によって音が違いましたから、タイミングによって鳴る車両を変えたりすることもできます。
車内に入れるのであれば、展望席に座って補助警報を聞いてみたくなります。

音といえば、連接車特有の走行音も使えます。
車内に入ったら、懐かしいあのジョイント音が流れていたら、それはそれは楽しそうです。

車両から少し離れると、走る喫茶室にちなんだイベントも楽しそうです。
当時のメニューをカフェで提供したり、制服を再現する等がありえます。

長野電鉄や富士急行とのコラボ等もありえるかもしれません。
ロマンスカーミュージアムでしか手に入らない、限定の鉄道コレクションを売るといった可能性もあります。

考えてみて分かったのは、とにかく色々なイベントができそうということ。
イベントを継続的に行えば、何度でも足を運びたい場所になりそうです。
少しずつオープンが近付いてきたロマンスカーミュージアム、その日を楽しみに待ちたいと思います。