1968年に1次試作車が登場して以降、1990年までの長期に渡って増備が続けられた東京メトロ6000系。
北綾瀬支線用となった1次試作車を除き、全編成が10両を組み、小田急やJR東日本の常磐緩行線にも乗り入れていました。
晩年にはMT比が6M4Tの編成と5M5Tの編成が混在した6000系でしたが、2007年度以降に6M4Tの編成の一部にだけ編成形態を変更する工事が行われ、編成内での番号が不揃いとなっていました。
今回はそれらの編成をご紹介します。
その組成は綾瀬方に電動車が偏っている特徴的なもので、代々木上原方は付随車が多くなっていました。
6M4Tとなっている6000系は、綾瀬方の先頭車のみが電動車となっており、編成のバランスがあまり良いとはいえませんでした。
この独特な組成によって、車両の性能にも少なからず影響があったようです。
そこで、以下の編成に対して、2007年度から編成内で車両の位置を変更する工事が行われました。
・6101F
・6102F
・6104F
・6108F
・6109F
・6114F
・6116F
・6117F
・6118F
・6119F
・6120F
・6121F
・6134F
編成形態変更工事後は、編成内に電動車がある程度均等に配置されるようになっており、かなりバランスが良いものとなっています。
チョッパ制御車で唯一編成形態変更工事が行われた6134Fは、技術的な制約により従来のままとなっています。
この組み替えによって、従来車椅子スペースが設置されていた2号車の車両が変わってしまったため、6300形に対して新たに車椅子スペースの設置が行われ、元々車椅子スペースが設置されていた6200形はフリースペースとされました。
また、組み替え後は中間運転台が離れる配置となっています。
変更前は色々と厄介な面があったという噂も耳にするため、それらの改善を図ったのでしょうね。
北綾瀬支線用となった1次試作車を除き、全編成が10両を組み、小田急やJR東日本の常磐緩行線にも乗り入れていました。
晩年にはMT比が6M4Tの編成と5M5Tの編成が混在した6000系でしたが、2007年度以降に6M4Tの編成の一部にだけ編成形態を変更する工事が行われ、編成内での番号が不揃いとなっていました。
今回はそれらの編成をご紹介します。
13編成にのみ実施された編成形態変更工事
6102F以降の編成は、更新によって5M5Tとなった編成を除き、組成が統一されていました。その組成は綾瀬方に電動車が偏っている特徴的なもので、代々木上原方は付随車が多くなっていました。
6M4Tとなっている6000系は、綾瀬方の先頭車のみが電動車となっており、編成のバランスがあまり良いとはいえませんでした。
この独特な組成によって、車両の性能にも少なからず影響があったようです。
そこで、以下の編成に対して、2007年度から編成内で車両の位置を変更する工事が行われました。
・6101F
・6102F
・6104F
・6108F
・6109F
・6114F
・6116F
・6117F
・6118F
・6119F
・6120F
・6121F
・6134F
編成形態変更工事後は、編成内に電動車がある程度均等に配置されるようになっており、かなりバランスが良いものとなっています。
編成形態変更工事と同時に行われた改造
編成形態変更工事が行われた編成の中で、VVVFインバーター制御の編成のみは、ブレーキが遅れ込め制御に変更されました。チョッパ制御車で唯一編成形態変更工事が行われた6134Fは、技術的な制約により従来のままとなっています。
この組み替えによって、従来車椅子スペースが設置されていた2号車の車両が変わってしまったため、6300形に対して新たに車椅子スペースの設置が行われ、元々車椅子スペースが設置されていた6200形はフリースペースとされました。
また、組み替え後は中間運転台が離れる配置となっています。
おわりに
晩年になってバランスが悪い組成が変更された6000系。変更前は色々と厄介な面があったという噂も耳にするため、それらの改善を図ったのでしょうね。
コメント
コメント一覧 (3)
ワタシダ
がしました
7000の10両は癖があって運転しにくい。
ワタシダ
がしました