1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1755Fの概要

4両の1554Fと1555Fを組み合わせ、2004年に登場した6両です。
新宿方に1554Fの4両、小田原方に1555Fの2両が配置され、余った1555Fの2両は1756Fに組み込まれています。

組み替え前の4両は2次車として登場したグループで、車内の仕様が1次車とはかなり異なっており、側扉の大きさ以外は比較的一般的なものとなりました。
側扉の開口幅は組み替え前に1.6mへと改造されており、組み替えは2回目の大改造でした。
4両から6両への組み替えでは、クハ1654を中間車化する改造が行われており、外見には先頭車の名残があります。

組み替え後は、6両単独での各停や、4両と組んだ10両で優等列車に使われましたが、先頭車から中間車に改造された車両の扉位置が通常と異なり、ホームドアへの対応ができないことから、ホームドアの設置後は運用が制限され、区間を限定して6両単独で使われるようになりました。

編成表

クハ1755-デハ1705-デハ1805-サハ1855-デハ1905-クハ1955
※左側が新宿方

製造区分

クハ1755:2次車
デハ1705:2次車
デハ1805:2次車
サハ1855:2次車
デハ1905:2次車
クハ1955:2次車

製造所

クハ1755:東急車輛製造
デハ1705:東急車輛製造
デハ1805:東急車輛製造
サハ1855:東急車輛製造
デハ1905:川崎重工業
クハ1955:川崎重工業

旧番号

クハ1755:クハ1554
デハ1705:デハ1504
デハ1805:デハ1604
サハ1855:クハ1654
デハ1905:デハ1605
クハ1955:クハ1655

竣功日

クハ1755:1992年2月12日
デハ1705:1992年2月12日
デハ1805:1992年2月12日
サハ1855:1992年2月12日
デハ1905:1992年2月23日
クハ1955:1992年2月23日

6両固定編成化・改番日

クハ1755:2004年8月30日
デハ1705:2004年8月30日
デハ1805:2004年8月30日
サハ1855:2004年8月30日
デハ1905:2004年8月30日
クハ1955:2004年8月30日

1755Fの写真

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