東京都の新宿駅から神奈川県の小田原駅まで、全長82.5kmを結んでいる小田急小田原線。
和泉多摩川駅と登戸駅の間で多摩川を渡り、東京都から神奈川県へと入ります。
しかし、その後は神奈川県内を走り続けるのかというと、ちょっと違うのが小田急のややこしいところ。
小田急で東京都と神奈川県が複雑に絡み合う場所、今回はそんな場所をご紹介します。
代々木上原から先は複々線となり、東京メトロ千代田線からの直通列車が合流することで、多くの車両が行き交う楽しいエリアです。
複々線の終端で多摩川を渡ると、その先は神奈川県となり、複線で地平を走る昔ながらの小田急の風景が戻ってきます。
しかし、このままずっと神奈川県ではないのが小田急のややこしいところで、小田原線は東京都町田市へ、多摩線は東京都多摩市へと入ります。
多摩線はそのまま終点となりますが、小田原線は再び神奈川県へと戻り、その後は神奈川県内をひたすら走ることとなります。
神奈川県との結び付きが強い町田市の存在がこうした状況を招いており、同様の状況は東急田園都市線でも見られます。
街並みにも影響があり、車窓を眺めているとそういった面での変化も楽しめます。
東京都と神奈川県が複雑に絡み合うエリアを、小田急は貫いて走っているからです。

多摩川を渡って神奈川県川崎市に入った小田急は、柿生の先まで川崎市内を走ります。
柿生の先、カーブを抜けた付近で東京都町田市へと入りますが、少し進んだ先で鶴見川の支流である真光寺川を渡ると、ほんの少しだけ再度神奈川県に入るのです。
そこは岡上という地域で、神奈川県川崎市麻生区に属している飛地となっています。
こうして一瞬だけ神奈川県内に戻った小田急は、鶴川付近で再度東京都町田市に入ります。
しかし、これで終わってしまう小田急ではありません。
鶴川の先にあるカーブの途中で、再び神奈川県の岡上へと入るのです。
その後はしばらく神奈川県内を走り、和光大学の付近で再び東京都町田市へと入ってようやく落ち着くのですが、この終わりの付近がなかなか大変なことになっており、東京都と神奈川県を行ったり来たりしながら抜けていきます。
さらに上りと下りで違っていたりもするため、細かくは地図とにらめっこをしてみて下さい。
そして、小田急は通過をしませんが、玉川大学付近では神奈川県横浜市青葉区が接近しており、この付近がかなりややこしい都県境となっていることが分かります。
小田急として面倒なことがないのかは、個人的に気になるところです。
和泉多摩川駅と登戸駅の間で多摩川を渡り、東京都から神奈川県へと入ります。
しかし、その後は神奈川県内を走り続けるのかというと、ちょっと違うのが小田急のややこしいところ。
小田急で東京都と神奈川県が複雑に絡み合う場所、今回はそんな場所をご紹介します。
小田急小田原線は東京都から神奈川県へ
新宿を出発した小田急は、住宅が密集する東京都内を走ります。代々木上原から先は複々線となり、東京メトロ千代田線からの直通列車が合流することで、多くの車両が行き交う楽しいエリアです。
複々線の終端で多摩川を渡ると、その先は神奈川県となり、複線で地平を走る昔ながらの小田急の風景が戻ってきます。
しかし、このままずっと神奈川県ではないのが小田急のややこしいところで、小田原線は東京都町田市へ、多摩線は東京都多摩市へと入ります。
多摩線はそのまま終点となりますが、小田原線は再び神奈川県へと戻り、その後は神奈川県内をひたすら走ることとなります。
神奈川県との結び付きが強い町田市の存在がこうした状況を招いており、同様の状況は東急田園都市線でも見られます。
街並みにも影響があり、車窓を眺めているとそういった面での変化も楽しめます。
東京都と神奈川県が複雑に絡み合う鶴川駅付近
神奈川県に入った後、再び東京都に戻る小田急ですが、実際にはもっとややこしいことになっています。東京都と神奈川県が複雑に絡み合うエリアを、小田急は貫いて走っているからです。

多摩川を渡って神奈川県川崎市に入った小田急は、柿生の先まで川崎市内を走ります。
柿生の先、カーブを抜けた付近で東京都町田市へと入りますが、少し進んだ先で鶴見川の支流である真光寺川を渡ると、ほんの少しだけ再度神奈川県に入るのです。
そこは岡上という地域で、神奈川県川崎市麻生区に属している飛地となっています。
こうして一瞬だけ神奈川県内に戻った小田急は、鶴川付近で再度東京都町田市に入ります。
しかし、これで終わってしまう小田急ではありません。
鶴川の先にあるカーブの途中で、再び神奈川県の岡上へと入るのです。
その後はしばらく神奈川県内を走り、和光大学の付近で再び東京都町田市へと入ってようやく落ち着くのですが、この終わりの付近がなかなか大変なことになっており、東京都と神奈川県を行ったり来たりしながら抜けていきます。
さらに上りと下りで違っていたりもするため、細かくは地図とにらめっこをしてみて下さい。
そして、小田急は通過をしませんが、玉川大学付近では神奈川県横浜市青葉区が接近しており、この付近がかなりややこしい都県境となっていることが分かります。
おわりに
電車に乗って通過しているだけだと、なかなか気付かない複雑な都県境。小田急として面倒なことがないのかは、個人的に気になるところです。
コメント
コメント一覧 (3)
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
麻生区の飛び地の件も珍しいですし、
町田駅のあたりも都県境が絡み合っていて、エレベーターの所属が上りは神奈川県相模原市で下りは東京都町田市のところがあったりします。
去年の都県境跨いでの外出が禁止だった頃は、町田駅から電車でどこにもいけなかったですね笑
そこまで厳格に守っていた人はいないでしょうが、、
ワタシダ
が
しました