箱根登山線の小田原から箱根湯本までの区間では、小田急の1000形が使われています。
自社の車両は回送以外で走ることがなく、実質的には小田急小田原線の延長区間のような扱いです。
この区間で使われる1000形は、通常のカラーリングとは異なるレーティッシュカラーとされており、赤い1000形として親しまれています。
しかし、その車両にも廃車が発生しており、今後どのような車両が走るのか、カラーリングはどうなるかということが気になる状況となりつつあります。
1058Fから1061Fの4編成が、この区間専用のカラーリングであるレーティッシュカラーとされており、一部の列車で小田原線内の客扱いをする以外は、短い区間を行ったり来たりしています。
代走で通常のカラーリングの編成が走行する機会はありましたが、基本はレーティッシュカラーの編成だけで運転される状態が長く続き、それはあまりにも当たり前の光景となっていました。
しかし、先日1059Fがこの4編成の中では初の廃車となってしまったのです。
1059Fが廃車となった後は、1051Fが加わって4編成での運転が行われていますが、既に5000形の5058Fが小田急線内に到着していることから、次の廃車が発生するのは時間の問題と考えられます。
そうなった場合に気になるのは、次に箱根登山線内を走る車両です。
現在の小田急には、8000形と1000形にしか4両編成の通勤型車両がありません。
つまり、そもそもこの2形式にしか可能性が基本的にはないということになります。
他の形式を4両に短縮する可能性もありますが、時間的制約から考えて現段階ではないといえるでしょう。
リニューアルが済んだ1000形は、既に箱根登山線内で試運転を行ったことがありますが、8000形についてはないとみられます。
このような状況から考えると、短期的にはリニューアル済の1000形が入線する可能性が高そうです。
現在のところ、カラーリングを変更しているような動きはなく、そもそも維持されるのかも含めて分からない状況です。
維持しない可能性を考えてしまう理由としては、カラーリングを変更するデメリットが多いためです。
特定の編成が充当されることとなりますが、走行区間が短いことから、どうしても他の編成と比べて走行距離が伸びません。
また、1000形は2編成を繋いで8両の代走を行う機会があることから、4編成もこの区間に配置してしまうと、あまりにも余裕がない状況となってしまうのです。
この問題は8000形を混在させることで解消できますが、現状は試運転すら行われていないことから、可能性としてはあまり高くなさそうです。
レーティッシュカラーは人気が高いことから、今後も走ることを期待したいところではありますが、デメリットが色々と多いことから、このタイミングでやめてしまう可能性もありそうです。
大人気のレーティッシュカラーが今後も続けられるのか、それは次の廃車が発生する頃に分かってきそうですね。
自社の車両は回送以外で走ることがなく、実質的には小田急小田原線の延長区間のような扱いです。
この区間で使われる1000形は、通常のカラーリングとは異なるレーティッシュカラーとされており、赤い1000形として親しまれています。
しかし、その車両にも廃車が発生しており、今後どのような車両が走るのか、カラーリングはどうなるかということが気になる状況となりつつあります。
箱根登山線を走る車両はどうなるのか
箱根登山線の小田原から箱根湯本までの区間は、2012年以降1000形の未更新車のみで各駅停車が運転されてきました。1058Fから1061Fの4編成が、この区間専用のカラーリングであるレーティッシュカラーとされており、一部の列車で小田原線内の客扱いをする以外は、短い区間を行ったり来たりしています。
代走で通常のカラーリングの編成が走行する機会はありましたが、基本はレーティッシュカラーの編成だけで運転される状態が長く続き、それはあまりにも当たり前の光景となっていました。
しかし、先日1059Fがこの4編成の中では初の廃車となってしまったのです。
1059Fが廃車となった後は、1051Fが加わって4編成での運転が行われていますが、既に5000形の5058Fが小田急線内に到着していることから、次の廃車が発生するのは時間の問題と考えられます。
そうなった場合に気になるのは、次に箱根登山線内を走る車両です。
現在の小田急には、8000形と1000形にしか4両編成の通勤型車両がありません。
つまり、そもそもこの2形式にしか可能性が基本的にはないということになります。
他の形式を4両に短縮する可能性もありますが、時間的制約から考えて現段階ではないといえるでしょう。
リニューアルが済んだ1000形は、既に箱根登山線内で試運転を行ったことがありますが、8000形についてはないとみられます。
このような状況から考えると、短期的にはリニューアル済の1000形が入線する可能性が高そうです。
箱根登山線内を走る車両のカラーリングはどうなるのか
走る車両がどうなるのかという点に加えて、カラーリングがどうなるのかというのも気になる部分です。現在のところ、カラーリングを変更しているような動きはなく、そもそも維持されるのかも含めて分からない状況です。
維持しない可能性を考えてしまう理由としては、カラーリングを変更するデメリットが多いためです。
特定の編成が充当されることとなりますが、走行区間が短いことから、どうしても他の編成と比べて走行距離が伸びません。
また、1000形は2編成を繋いで8両の代走を行う機会があることから、4編成もこの区間に配置してしまうと、あまりにも余裕がない状況となってしまうのです。
この問題は8000形を混在させることで解消できますが、現状は試運転すら行われていないことから、可能性としてはあまり高くなさそうです。
レーティッシュカラーは人気が高いことから、今後も走ることを期待したいところではありますが、デメリットが色々と多いことから、このタイミングでやめてしまう可能性もありそうです。
おわりに
今後の動向が気になる箱根登山線内を走る小田急の車両。大人気のレーティッシュカラーが今後も続けられるのか、それは次の廃車が発生する頃に分かってきそうですね。
コメント
コメント一覧 (28)
車が箱根登山線に運用に入るようですね。
先日1066F、1069Fに湯本固定柵のテープが運転台に貼られてました。
それにしても3か月近く休車の1062Fは更新されるんですかね。
ワタシダ
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カラーは不明ですが、、
コロナ禍減少、インバウンドも直ぐには復活しなさそうなご時世。湯本客をロマンスカーだけに仕向けるより、少しでも多くの客を箱根に誘うのは、土日祝の一部の時間帯だけでも6:4組んで急行箱根湯本行を復活させても良いと思いますね。
レーティッシュカラーにクロスシートで箱根への敷居を今は下げることも必要に感じます。
学生時代(小田急沿線なので)思い付きでサボって箱根まで行ったりしたことを思い出します。
ワタシダ
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昔は普通に、しかも6両とかで乗り入れてたのに。
ワタシダ
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もし4編成をレ―ティッシュにしたら残りは3編成。
4両X2本で8両運用にも入るので、もし8両が入場と突発的なことがあった場合
不足になる危険性もあります。
8000の4両は上り方の連結が不可で8両運用の代走はできません
ワタシダ
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ワタシダ
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そうすれば共通運用とか考えなくても済むのかな?と思いますがそう簡単には行かないのでしょうかね?
検査時は小田急から他の4両編成を借用ということで。
ワタシダ
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ワタシダ
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毎回思うのですが、そこに南海加太線の話題を引っ張り出してくる意味ってありますか?
本線から直通の末端区間である小田原ー湯本間と、盲腸線の支線の車両を比べる意味ってまったくないと思うのですが…
ワタシダ
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勘弁して(怒)
ワタシダ
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もしかしたら5000形の増備と1000形の廃車、近い将来避けられないであろう8000形の廃車でペアを失うであろう3000形6両固定が本線での5000形増備に伴ってやってくるのではと個人的には勝手に予測していたりしているがさすがに3000はないか。
ワタシダ
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おそらくリ今後はリニューアル済みの1000形4両が登山に入ることになりそうですが、
8両運用が足りなくなる問題については、2022年の改正で8両運用を2本減らして、
10両運用に変えればリニューアル1000形4本持ってきても問題ないのでは・・?
(ちゃんと数合わせたわけではないのでわかりませんが)
1051Fについては登山4両のリニューアル車の移行関係で1000の中で最後まで生き残る車両かと推測しています。
ワタシダ
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ワタシダ
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1051F含めて処分保留中みたいな感じでしょうか。
もしかしたら5000と入れ替えで出るのはとりあえず6両側のみかもしれない?
ワタシダ
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ワタシダ
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リニューアル車を登山線、3000形との併結10両、2本繋げての8両と使い回せるのが運用面ではよいと思うので、カラーはそのままかもしれませんね。
個人的にはリニューアル車のレーティッシュカラーを見てみたいですが。
ワタシダ
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なので現在レーティッシュカラーの赤い1000形の代替編成は通常の青帯車両になりそうです。候補としては1000形リニューアル車が有力ですが、8000形が転用される可能性は投稿を拝見する限り低いと思われます(私としては転用してもええのでは?とどうしても思うのですが…)。
ワタシダ
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ただ、日中は普通が新松田止めの急行からの接続列車としても機能しているため、4連化はできるかどうか微妙ですね。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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