ロマンスカーを中心として、個性的な車両が活躍している小田急線。
現在は多くの形式が固有の前面デザインとなっており、その違いを楽しむことができる路線です。

しかし、昔の小田急はというと、小田急顔と呼ばれるぐらい同じような車両ばかりが活躍している路線でした。
今回の記事では、昔の小田急を簡単に振り返りつつ、現在も走るそっくりさんな車両たちをご紹介します。

同じ前面デザインの車両ばかりだった昔の小田急

現在の小田急では、6形式の通勤型車両が活躍しています。
3000形の両数が他の形式に比べると多いものの、それぞれが個性的な前面デザインとなっており、バリエーションは比較的豊富です。

このような状況になったのは比較的近年のことで、昔の小田急は似たような車両が大量に走る路線でした。
鉄道ファンの目線から見れば、細かい部分の違いが分かるものですが、一般の利用者には全て似たような車両に見えていたことでしょう。



あまりにも同じ前面デザインばかりだったため、小田急顔と呼ばれるようにもなりました。
昔の小田急といえば、小田急顔の車両ばかりが来たことを思い出します。



遠目には同じように見えた各形式ですが、細部に違いがあるのが面白く、小田急が好きな方ならば、それぞれに見分け方があったのではないでしょうか。
そんな小田急顔も現在は走らなくなり、過去のものとなりました。

現在の小田急で見られるそっくりさんな車両

昔に比べれば個性的になった小田急の通勤型車両ですが、一部には似たような前面デザインの形式があります。
先日たまたまそれらの車両が1枚の写真の中で並んだため、簡単にご紹介したいと思います。

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よく似ています。
並べば細かい違いは分かりますが、それぞれを別に見た場合には、詳しくなければ分からない程度には似ているといえるでしょう。

形式としては1000形と2000形がほぼ同じ前面デザインとなっており、1000形にはリニューアルの有無による違いがあります。
この写真では、左から2000形、リニューアルが済んだ1000形、リニューアルが行われていない1000形となっています。
右、左、中央の順で新しくなっていくため、時の流れを感じることもできますね。

おわりに

現在の小田急では、似た前面デザインは2形式だけとなってしまいました。
今後は形式ごとに違う状況が続いていきそうですね。