箱根登山線内を行ったり来たり、小田急の車両の中では特殊な位置付けとなっているレーティッシュカラーの1000形。
最近になって廃車が始まり、同じ1000形の更新車に役割を譲りつつあります。
走行する区間を限定しているレーティッシュカラーの編成は、他の小田急の車両より走行距離が短いといわれています。
実際にはどのぐらい短いのでしょうか。
小田急の車両であるにもかかわらず、ほとんど小田急線内を走らないのが、最大の特徴といえるでしょう。
そういった特徴はあるものの、小田急線内を全く走らないということではなく、入出庫のために足柄や海老名には顔を出し、稀に相模大野まで走る機会があります。
箱根登山線内はスピードが出せず、単線の短い区間を往復していることから、レーティッシュカラーの編成はどうしても走行距離が短くなります。
1日中走る運用の走行距離を平均すると、だいたい270kmぐらいになるようです。
この数字だけで短いかどうかは判断できませんが、多分短いだろうという印象ですね。
しかし、運用数があまりにも多いため、全ての運用の平均値を出すことは現実的ではなく、1日中走る運用をいくつかピックアップして、傾向を調べてみました。
まずは、各駅停車での運用が中心で、走行距離が短くなると思われる8両からです。
主に新宿から本厚木の区間を往復していますが、だいたい1日に500kmぐらいは走るようです。
各駅停車の時点で走行距離は倍近くあることが分かりました。
続いて10両の場合の走行距離ですが、現在は各駅停車の運用も混ざっているため、以前より全体を平均した場合の走行距離は短くなっているとみられます。
しかしながら、多くは急行や快速急行での走行が中心ですから、そういった運用からピックアップしてみたところ、1日に800km前後走るようです。
箱根登山線内を往復する場合の約3倍となっており、かなりの差があることが分かりました。
実際には、ラッシュ時のみしか走らない運用等も混ざっているため、正確な平均値はもう少し短くなるでしょう。
その点を考慮しても、やはりレーティッシュカラーの編成の走行距離は、相当短くなっていたといえそうです。
せっかく綺麗になった編成は、短い距離を往復する運用が今後中心となってしまいそうですね。
最近になって廃車が始まり、同じ1000形の更新車に役割を譲りつつあります。
走行する区間を限定しているレーティッシュカラーの編成は、他の小田急の車両より走行距離が短いといわれています。
実際にはどのぐらい短いのでしょうか。
レーティッシュカラーの編成の走行距離
箱根登山線内を往復しているレーティッシュカラーの編成は、1日のほとんどを小田原から箱根湯本の区間内で過ごします。小田急の車両であるにもかかわらず、ほとんど小田急線内を走らないのが、最大の特徴といえるでしょう。
そういった特徴はあるものの、小田急線内を全く走らないということではなく、入出庫のために足柄や海老名には顔を出し、稀に相模大野まで走る機会があります。
箱根登山線内はスピードが出せず、単線の短い区間を往復していることから、レーティッシュカラーの編成はどうしても走行距離が短くなります。
1日中走る運用の走行距離を平均すると、だいたい270kmぐらいになるようです。
この数字だけで短いかどうかは判断できませんが、多分短いだろうという印象ですね。
一般的な走行距離との比較
どれぐらい走行距離が短いのかを確認するには、1000形の他の編成が1日にどれぐらいの距離を走っているのかを調べれば、だいたいの比較ができそうです。しかし、運用数があまりにも多いため、全ての運用の平均値を出すことは現実的ではなく、1日中走る運用をいくつかピックアップして、傾向を調べてみました。
まずは、各駅停車での運用が中心で、走行距離が短くなると思われる8両からです。
主に新宿から本厚木の区間を往復していますが、だいたい1日に500kmぐらいは走るようです。
各駅停車の時点で走行距離は倍近くあることが分かりました。
続いて10両の場合の走行距離ですが、現在は各駅停車の運用も混ざっているため、以前より全体を平均した場合の走行距離は短くなっているとみられます。
しかしながら、多くは急行や快速急行での走行が中心ですから、そういった運用からピックアップしてみたところ、1日に800km前後走るようです。
箱根登山線内を往復する場合の約3倍となっており、かなりの差があることが分かりました。
実際には、ラッシュ時のみしか走らない運用等も混ざっているため、正確な平均値はもう少し短くなるでしょう。
その点を考慮しても、やはりレーティッシュカラーの編成の走行距離は、相当短くなっていたといえそうです。
おわりに
レーティッシュカラーの編成の廃車が始まり、更新車が走ることが日常になりつつある箱根登山線内。せっかく綺麗になった編成は、短い距離を往復する運用が今後中心となってしまいそうですね。
コメント
コメント一覧 (4)
白い車体ベースの赤い8000なんていうのも悪くはないと思います。
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました