1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1095Fの概要

1000形のリニューアルで行われた組み替えにおいて、最初に10両固定編成となった編成で、元々10両だった編成に続く1095Fとされました。
4両の1056Fと6両の1256Fが組み合わされ、中間に入る先頭車は完全に中間車化されていることが特徴です。
サハ1395はパンタグラフを撤去した際の撤去跡がしっかりと残っており、近年の改造では珍しい事例となりました。

先頭車の中間車化を伴う10両化は結果的に2編成で終了したため、続いて登場した1096Fと合わせて希少な編成となっています。
10両固定編成となったことから、改造後は専ら優等列車を中心に活躍してきましたが、各駅停車の10両化が行われたことで活躍の範囲が広がり、現在は各駅停車から快速急行まで幅広く充当されています。

編成表

クハ1095-デハ1045-デハ1145-サハ1195-サハ1295-デハ1245-デハ1345-サハ1395-デハ1445-クハ1495
※左側が新宿方

製造区分

クハ1095:1次車
デハ1045:1次車
デハ1145:1次車
サハ1195:1次車
サハ1295:2次車
デハ1245:2次車
デハ1345:2次車
サハ1395:2次車
デハ1445:2次車
クハ1495:2次車

製造所

クハ1095:川崎重工業
デハ1045:川崎重工業
デハ1145:川崎重工業
サハ1195:川崎重工業
サハ1295:日本車輌製造
デハ1245:日本車輌製造
デハ1345:日本車輌製造
サハ1395:日本車輌製造
デハ1445:日本車輌製造
クハ1495:日本車輌製造

旧番号

クハ1095:クハ1056
デハ1045:デハ1006
デハ1145:デハ1106
サハ1195:クハ1156
サハ1295:クハ1256
デハ1245:デハ1206
デハ1345:デハ1406
サハ1395:サハ1356
デハ1445:デハ1306
クハ1495:クハ1456

竣功日

クハ1095:1988年2月12日
デハ1045:1988年2月12日
デハ1145:1988年2月12日
サハ1195:1988年2月12日
サハ1295:1990年3月2日
デハ1245:1990年3月2日
デハ1345:1990年3月2日
サハ1395:1990年3月2日
デハ1445:1990年3月2日
クハ1495:1990年3月2日

車体修理竣功日

クハ1095:2016年4月25日
デハ1045:2016年4月25日
デハ1145:2016年4月25日
サハ1195:2016年4月25日
サハ1295:2016年4月25日
デハ1245:2016年4月25日
デハ1345:2016年4月25日
サハ1395:2016年4月25日
デハ1445:2016年4月25日
クハ1495:2016年4月25日

1095Fの写真

20190326_01

20201219_03