先日箱根登山線内の撮影に行った帰りに、小田急の開成駅前に保存されている「ロンちゃん」の様子を見てきました。
2001年から保存されているこの車両は、近年になってカバーが撤去されたことで、いつでも見られるようになった反面、腐食が心配される状況となっています。
東口の階段を出てすぐの場所に先頭車が1両保存されており、電車の中からも見ることができます。
保存されているのはデハ3181で、1999年に引退した3181Fの新宿方先頭車です。
小田原方を向いて置かれており、現役時とは向きが逆になっています。
保存された当初はカバーが設けられ、限られた日にだけ公開が行われていましたが、2016年4月にカバーは撤去されました。
いつでも車両を見られるようになったことは嬉しいものの、風雨にさらされる状況になっているため、この先の老朽化が心配されています。
駅の階段を出るとすぐにロンちゃんが見えますが、やはり傷んでいると感じる状況となっていました。

再塗装から約2年が経過しており、外板が剥がれ落ちるといった致命的な状況ではないものの、各所に錆が目立っています。
クラウドファンディングでは2回分の塗装費用が集められていますが、塗り直すだけでは老朽化の進行は避けられないため、抜本的な対策が必要だと感じます。
同じ場所に保存し続けることを前提とするのであれば、やはり屋根の設置が最善だと考えられます。
武庫川団地に保存された阪神の赤胴車のような状態になれば、最も理想的といえそうです。
資金や法律の問題等はあるのだと思いますが、せっかく保存した車両を長く維持するためにも、手遅れになる前の対策が必要不可欠です。
屋根を設けることで、頻繁に塗り直す必要もなくなるでしょうから、それこそクラウドファンディング等で寄付金を集められると良さそうです。
ロマンスカーミュージアム等の協力も得られれば、意外と大きな額が集まりそうな気もします。
しかし、せっかく大切に保存されてきた車両ですから、手遅れになる前に少しでも良いほうに向かうことを願うばかりです。
2001年から保存されているこの車両は、近年になってカバーが撤去されたことで、いつでも見られるようになった反面、腐食が心配される状況となっています。
開成の駅前に保存されている3100形(NSE)
小田急小田原線の開成駅には、ロマンスカーの3100形が保存されています。東口の階段を出てすぐの場所に先頭車が1両保存されており、電車の中からも見ることができます。
保存されているのはデハ3181で、1999年に引退した3181Fの新宿方先頭車です。
小田原方を向いて置かれており、現役時とは向きが逆になっています。
保存された当初はカバーが設けられ、限られた日にだけ公開が行われていましたが、2016年4月にカバーは撤去されました。
いつでも車両を見られるようになったことは嬉しいものの、風雨にさらされる状況になっているため、この先の老朽化が心配されています。
ロンちゃんの現在の状況
クラウドファンディングで集まった寄付金を使い、2019年に再塗装が行われたロンちゃんの状況を確認するため、2021年9月25日に開成駅で途中下車をしました。駅の階段を出るとすぐにロンちゃんが見えますが、やはり傷んでいると感じる状況となっていました。

再塗装から約2年が経過しており、外板が剥がれ落ちるといった致命的な状況ではないものの、各所に錆が目立っています。
クラウドファンディングでは2回分の塗装費用が集められていますが、塗り直すだけでは老朽化の進行は避けられないため、抜本的な対策が必要だと感じます。
同じ場所に保存し続けることを前提とするのであれば、やはり屋根の設置が最善だと考えられます。
武庫川団地に保存された阪神の赤胴車のような状態になれば、最も理想的といえそうです。
資金や法律の問題等はあるのだと思いますが、せっかく保存した車両を長く維持するためにも、手遅れになる前の対策が必要不可欠です。
屋根を設けることで、頻繁に塗り直す必要もなくなるでしょうから、それこそクラウドファンディング等で寄付金を集められると良さそうです。
ロマンスカーミュージアム等の協力も得られれば、意外と大きな額が集まりそうな気もします。
おわりに
外野があれこれ言うのは簡単で、何か協力できることがあれば良いとは思うものの、現実には解決しなければいけない問題が沢山あるのでしょう。しかし、せっかく大切に保存されてきた車両ですから、手遅れになる前に少しでも良いほうに向かうことを願うばかりです。


コメント
コメント一覧 (12)
ワタシダ
が
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行政側の正式な見解ではなくあくまで一個人の見方であり鉄道ファンの皆様からも色々と意見はあるとは思いますが、そういう側面があることは否定できないと考えています。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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保存についても、かつての緑色の幌に包まれてるものと思って開成駅に降りたもので、むしろこの保存で良いの?と見れた嬉しさよりも心配の方が先に感じてしまいました…。(しかも、その日は雨)
せっかくロンちゃんと言う可愛らしい愛称もあるので地域の憩いの場として機能しているのなら、尚更保存が続いて欲しいものではあるのですが…。
小田急と開成町が共同でNSEとロンちゃんのコラボイベントをしてみるのも面白いと思います。
この世に2本しかいない3100系ですし。
ワタシダ
が
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貴重な車両ですし雑に保管するなら(法律とか予算の関係もあるのかもしれませんが)、
開成町から撤去して大事に扱ってくれる場所(しかっり保管できる場所)を探して移した方が良いと思います。
ワタシダ
が
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廃車になった車両を屋外で保存して貰えているだけでも自治体や鉄道会社に感謝すべきで、責任をもって管理することが求められている等というエゴが許されるはずも有りません。
鉄道が好きな方が保存車両の良好な状態を保ちたいならば、自分で費用負担するなりクラウドファンディングするなり 自助努力が欠かせないと思われます。
自腹を傷めず他人の財布をアテにしている限り、保存車両に先は無いです。
ワタシダ
が
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「京王れーるランド」は屋外、東急の「電車とバスの博物館」は屋内に車両が保存されていますが、これらの状態はいつ見ても良好です。屋外保存を決して否定するわけではないのですが、鋼製車両の弱点としてはやはり褪色は避けることはできません。ましてや辻堂海浜公園のクハ2658の状態は論外です。NSEの話に戻しますが、ロマンスカーミュージアム、そして開成駅前にそれぞれ1両ずつ保存されていますがやはり車両の状態はロマンスカーミュージアムのほうが良好です。
それはさておき、廃車になった車両は屋外で保存している以上、本来であれば自治体だけでなく、譲渡した鉄道会社側も責任をもって管理することが求められているような気がします。ただ、愛好家がどうこう言ったところですぐ改善につながるわけではないので、正直なところ難しい問題であると僕は考えています。
ワタシダ
が
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海に近いこともあり、かなり老朽化が進んでいますが・・・今ならまだワイドドア車含めて1000と入れ替えることも可能ですが。
開成の3100もせめて上屋くらいは設置してもらいたいところですが色々と難しいのかも知れませんね。
ワタシダ
が
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自治体もそれは思いつくはずなので、そうは出来ない事情が何かしらあったんでしょうけど。
ワタシダ
が
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その日は車内の開放日で車内だけではなく運転席にも入ることが出来ました。
車内も展覧用になって座席もまばらだし、運転席の入口も本来の場所ではないところから入ります。
しかしロマンスカーミュージアムのロマンスカーの運転席は覗くのもイマイチ、当然入れない事を考えれば運転機器に触ることもできる貴重な存在です!
ちゃんとした保存が求められるし、ファンの方も納得できないかもしれませんが貴重な存在なのです。
こちらのオダぺディア御覧になられている方で今後クラウドファンディングがあった際は少しでもご協力いただけることを望みます。
個人的には先頭部分のポールが邪魔だし、屋根を造るよりは必要な時に修繕して青空の下のロンちゃんでいてくれることを望みます。
ワタシダ
が
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小田急側はNSE1両分の解体費用を浮かすことが出来ましたし、開成駅前第2公園にとっては目玉モニュメントを手に入れることができたので、その点はWin-Winな関係にありました。
ただ実際に公園内に留置してみると、色々と問題が出たのでしょう。
当初あったカバーは外されて野ざらし状態となり老朽化が進みました。
そして自治体では老朽化を補修するだけの費用を出せなかったのです。
その結果、クラウドファンディングに頼って、再塗装しました。
自治体は今後もNSEを管理していくだけの金銭的能力がないものと思われますから、事ある毎にクラウドファンディングするのでしょうか。
ただ、前回とこれからのクラウドファンディングでは、状況が変わっています。
前回のクラウドファンディング時にはロマンスカーミュージアムがなかったので、公園内のNSEにはそれなりの価値がありました。
今はロマンスカーミュージアムがあり、小田急が公式に保存してるNSEが別個であります。
そうなると、公園のNSEはそれはそれで価値を見いださないと、今後のクラウドファンディングは難しくなるでしょう。
ワタシダ
が
しました