新宿を起点に、小田原や片瀬江ノ島といった観光地や、多摩ニュータウンの唐木田までを結んでいる小田急。
3路線には全部で70の駅があり、一部では他の路線に乗り換えることが可能です。

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同一のホームで乗り換えられる千代田線のような存在や、小田急のホームからは見えない路線まで、どれぐらい乗り換え可能な路線があるのでしょうか。

小田急から乗り換えられる路線

乗り換えられる路線をピックアップしようとすると、どこまでを範囲とするべきかという問題が生じます。
今回の記事では、小田急が路線図等で案内している路線をベースに、少し歩けば乗り換えられる路線も対象としました。

小田急から乗り換えられる路線は以下のとおりで、正式な路線名だけではなく、運転系統名等も含んでいます。

【JR東海】
御殿場線
東海道新幹線

【JR東日本】
埼京線
相模線
湘南新宿ライン
中央線快速
中央・総武緩行線
東海道線
南武線
山手線
横浜線

【伊豆箱根鉄道】
大雄山線

【江ノ島電鉄】
江ノ島電鉄線

【京王】
井の頭線
京王線
京王新線
相模原線

【西武】
新宿線

【相鉄】
いずみ野線
本線

【多摩都市モノレール】
多摩都市モノレール線

【東急】
世田谷線
田園都市線

【東京メトロ】
千代田線
副都心線
丸ノ内線

【都営地下鉄】
大江戸線
新宿線

【箱根登山鉄道】
鉄道線

【横浜市営地下鉄】
ブルーライン

どこまでを含めるかに悩みましたが、今回はここまでを範囲としたいと思います。

乗り換えられる路線から見えてくること

範囲をどこまでとするかによっても変わりますが、小田急から乗り換えられる路線は全部で30でした。
路線の長さや駅の数が違うため、他の路線と比較して多いのか少ないのか、そこはよく分かりません。

事業者別では、路線が多いので当たり前ではありますが、JR東日本で乗り換えが可能な路線が多くあります。
全線で9路線も乗り換えが可能となっており、意外と結び付きが強いといえそうです。

私鉄では京王が多く、主要な路線と直接乗り換えが可能となっています。
井の頭線は小田急の路線だった時代もあり、並行する路線として京王は身近な存在ですね。



JR東日本の東海道線や、相鉄の本線等のように、複数の駅で乗り換えが可能な路線もあります。
京王の相模原線は小田急永山と小田急多摩センターで、JR東日本の相模線は海老名と厚木で乗り換えが可能だったりと、駅が連続しているケースも存在します。

目立たない路線としては、東急の世田谷線や伊豆箱根鉄道の大雄山線でしょうか。
比較的小規模な路線と乗り換えられる駅も多く、乗りに行くのも面白そうですね。

おわりに

あの路線が含まれていないといったお声が聞こえてきそうですが、明確な定義をしていないのでご容赦下さい。
地図を眺めていると、小田急以外に路線がない地域があり、混雑する理由にも繋がっているといえそうです。