1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1053Fの概要

4両の1次車として1988年の初めに登場した編成で、初期に増備された8編成の中の1編成です。
営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線への乗り入れを目的とせず、各駅停車の8両化を行うために登場した編成でした。

登場時は4両を2編成繋いだ8両で使われ、他形式との併結運用もありませんでしたが、1000形の増備が進むと運用にも柔軟性が生まれ、徐々に活躍の場が広がっていきました。
千代田線に乗り入れることはなかったため、他の編成と併結した8両や10両での運用が基本でしたが、近年は1253Fと組んでいることが多く、半固定編成のように扱われていました。

リニューアルを行い、1253Fと合わせて10両固定編成に改造されるとみられていましたが、リニューアルも組み替えも行われず、2021年に廃車となりました。

編成表

クハ1053-デハ1003-デハ1103-クハ1153
※左側が新宿方

製造区分

クハ1053:1次車
デハ1003:1次車
デハ1103:1次車
クハ1153:1次車

製造所

クハ1053:東急車輛製造
デハ1003:東急車輛製造
デハ1103:東急車輛製造
クハ1153:東急車輛製造

竣功日

クハ1053:1988年1月25日
デハ1003:1988年1月25日
デハ1103:1988年1月25日
クハ1153:1988年1月25日

廃車日

クハ1053:調査中
デハ1003:調査中
デハ1103:調査中
クハ1153:調査中

1053Fの写真

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