1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1094Fの概要

1992年度の終わりに増備された10両固定編成で、1000形としての最終増備車でもあります。
1094Fで1000形の増備は打ち切られ、1994年度からは2000形の増備に移行しました。

製造メーカーは日本車輌製造となっており、10両では2次車に該当する編成です。
10両固定編成で最初に増備された1091Fとは若干の仕様差がありますが、2次車の3編成は基本的に同じ仕様となっており、1092Fや1093Fと大きな違いはありません。
1094Fの登場によって1000形の10両固定編成は4編成となり、営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線との直通運用に使われる1000形の半分程度が、中間に先頭車を含まない貫通編成となりました。

登場後は専ら千代田線に乗り入れる運用を中心に使われますが、4000形の増備が進んだことでその役目を終え、小田急線内で急行や快速急行を中心として活躍するようになっています。
2019年度にはリニューアルが行われて内外装が一新され、現在は各駅停車から優等列車まで、様々な列車での活躍を見ることができます。

編成表

クハ1094-デハ1044-デハ1144-サハ1194-サハ1294-デハ1244-デハ1344-サハ1394-デハ1444-クハ1494
※左側が新宿方

製造区分

クハ1094:2次車
デハ1044:2次車
デハ1144:2次車
サハ1194:2次車
サハ1294:2次車
デハ1244:2次車
デハ1344:2次車
サハ1394:2次車
デハ1444:2次車
クハ1494:2次車

製造所

クハ1094:日本車輌製造
デハ1044:日本車輌製造
デハ1144:日本車輌製造
サハ1194:日本車輌製造
サハ1294:日本車輌製造
デハ1244:日本車輌製造
デハ1344:日本車輌製造
サハ1394:日本車輌製造
デハ1444:日本車輌製造
クハ1494:日本車輌製造

旧番号

デハ1344:デハ1444
デハ1444:デハ1344

竣功日

クハ1094:1993年3月3日
デハ1044:1993年3月3日
デハ1144:1993年3月3日
サハ1194:1993年3月3日
サハ1294:1993年3月3日
デハ1244:1993年3月3日
デハ1344:1993年3月3日
サハ1394:1993年3月3日
デハ1444:1993年3月3日
クハ1494:1993年3月3日

車体修理竣功日

クハ1094:2019年12月13日
デハ1044:2019年12月13日
デハ1144:2019年12月13日
サハ1194:2019年12月13日
サハ1294:2019年12月13日
デハ1244:2019年12月13日
デハ1344:2019年12月13日
サハ1394:2019年12月13日
デハ1444:2019年12月13日
クハ1494:2019年12月13日

1094Fの写真

20191012_01