1988年に営業運転を開始した小田急1000形。
小田急1000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

1069Fの概要

4両の4次車として登場した編成で、ノーマルドアの4両としては最終増備車になりました。
登場時から営団地下鉄(現在の東京メトロ)千代田線には乗り入れないことを前提とした仕様となっており、一部の装備が省略されています。

基本的な仕様は他の編成と共通となっていますが、新宿方の先頭車にJRの無線アンテナを装備するための準備工事がされておらず、台座自体が存在しないことが特徴です。
将来的にも千代田線に乗り入れる可能性がないと考え、仕様変更をしたのでしょう。

リニューアルが行われる前は、他の4両と併結した8両で使われることが多く、10両の新宿方で走る機会もありましたが、どちらかというと8両で使われていることが多い編成でした。
2019年度に4両のままでリニューアルが行われ、現在は3000形と組んでの10両や、1000形同士で8両を組んで使われています。

編成表

クハ1069-デハ1019-デハ1119-クハ1169
※左側が新宿方

製造区分

クハ1069:4次車
デハ1019:4次車
デハ1119:4次車
クハ1169:4次車

製造所

クハ1069:東急車輛製造
デハ1019:東急車輛製造
デハ1119:東急車輛製造
クハ1169:東急車輛製造

竣功日

クハ1069:1990年12月5日
デハ1019:1990年12月5日
デハ1119:1990年12月5日
クハ1169:1990年12月5日

車体修理竣功日

クハ1069:2020年3月27日
デハ1019:2020年3月27日
デハ1119:2020年3月27日
クハ1169:2020年3月27日

1069Fの写真

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