駅に配置される責任者として、一般の利用者にも広く認知されている駅長。
小田急にも駅長が存在し、普通の駅員とは違う帽子等を身に着けていることから、一目で駅長だと分かります。

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駅長というからには、駅ごとにいそうな印象がありますが、実際には主要駅にのみ在籍しており、周辺の駅も含めて管理しています。
限られた駅にしかいない小田急の駅長は、どの駅に在籍しているのでしょうか。

小田急の駅長所在駅

他の駅員とは違う帽子を被り、子供たちの憧れでもある駅長は、小田急の場合主要駅に配置されています。
所在駅だけではなく、周辺の駅も含めて管理する役割を担っており、思わぬ場所で遭遇することがあるのはそのためです。

小田急で駅長が配置されている駅は以下のとおりとなっています。

・新宿
・代々木上原
・下北沢
・成城学園前
・登戸
・新百合ヶ丘
・町田
・相模大野
・海老名
・本厚木
・秦野
・小田原
・大和
・藤沢

全線で14駅に在籍しており、多摩線で駅長が配置されている駅はなく、新百合ヶ丘の駅長が管理しています。
小田急には70の駅があるため、全体の2割に駅長がいるということになります。

小田急の管区長兼駅長所在駅

全ての駅にはいない駅長ですが、さらに少ないのが管区長と呼ばれる立場の方々です。
小田急には六つの管区があり、それらの管区内に管区長兼駅長が配置されています。

小田急で管区長兼駅長が配置されている駅は以下のとおりとなっています。

・新宿
・成城学園前
・町田
・相模大野
・小田原
・藤沢

人数が少ないことからも分かるとおり、管区長は駅長よりも上の立場であり、管区内に所属する他の駅長と共に駅を管理しています。
元々小田急に管区長は存在しませんでしたが、2003年に管区制へと移行したことで、現在の体制となりました。
全線でたったの6人というのは、相当選ばれた方であるということになりそうですね。

おわりに

駅長、管区長のそれぞれがどの範囲を管轄しているのかも書きたかったのですが、最新の確かな情報が得られなかったため、今回は割愛しました。
普通の駅員とは違うあの帽子を見ると、少し周囲の空気が変わる気もしますね。