1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8054Fの概要

1984年の終わりに登場した、4両の2次車です。
基本的な仕様は1次車と同様で、8000形としては比較的初期の編成にあたります。
8000形は、6両が3次車までMGを搭載しているのに対し、4両は最初からSIVを搭載しており、8054Fについても登場当初からSIVとなっています。

トピックスとしては、1986年の後半にオーキッド号の装飾が行われています。
側面帯の上下に5色のストライプが配され、1987年6月までその姿で走行しました。

8054Fは2008年度にリニューアルが行われ、その後は6両と併結した10両での運用に使われるようになっています。
リニューアルでは仕様変更が発生しており、それまでに施工した編成では設けられていた、車椅子スペースの折りたたみ座席が廃止されました。

8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、8254Fを相方として走ることが基本となっています。

編成表

クハ8054-デハ8004-デハ8104-クハ8154
※左側が新宿方

製造区分

クハ8054:2次車
デハ8004:2次車
デハ8104:2次車
クハ8154:2次車

製造所

クハ8054:川崎重工業
デハ8004:川崎重工業
デハ8104:川崎重工業
クハ8154:川崎重工業

竣功日

クハ8054:1984年12月17日
デハ8004:1984年12月17日
デハ8104:1984年12月17日
クハ8154:1984年12月17日

車体修理竣功日

クハ8054:2009年2月20日
デハ8004:2009年2月20日
デハ8104:2009年2月20日
クハ8154:2009年2月20日

8054Fの写真

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