1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8052Fの概要

1984年に登場した4両の1次車で、8000形の8本目として登場した編成です。
基本的な仕様は6両の初期車と同様ですが、6両が3次車までMGを搭載しているのに対し、4両は最初からSIVを搭載しており、8052Fについても登場当初からSIVとなっています。

最大の特徴は、落成時から通常の塗装ではない姿で登場したことで、車体色を白とし、オレンジレッド、イエロー、マルーンの3色を階段状に配していました。
同時期に落成した8257Fも同様の塗装とされ、4両と6両が1編成ずつ走っていました。
走るギャラリー、ポケット号として運転された後、1987年に通常の塗装へと変更されています。

2010年度にはリニューアルが行われ、その後は6両と併結した10両での運用で使われるようになりました。
8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、8252Fを相方として走ることが基本となっています。

編成表

クハ8052-デハ8002-デハ8102-クハ8152
※左側が新宿方

製造区分

クハ8052:1次車
デハ8002:1次車
デハ8102:1次車
クハ8152:1次車

製造所

クハ8052:東急車輛製造
デハ8002:東急車輛製造
デハ8102:東急車輛製造
クハ8152:東急車輛製造

竣功日

クハ8052:1984年3月27日
デハ8002:1984年3月27日
デハ8102:1984年3月27日
クハ8152:1984年3月27日

車体修理竣功日

クハ8052:2010年8月19日
デハ8002:2010年8月19日
デハ8102:2010年8月19日
クハ8152:2010年8月19日

8052Fの写真

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