1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8256Fの概要

6両の2次車として登場した編成で、1983年の夏に登場しました。
連続して登場した6両の最後にあたる編成で、8256Fの次には8000形で初となる4両が登場しています。

車両の仕様としては基本的に1次車と同様で、8000形としては最も初期の構成です。
補助電源装置はMGが搭載されており、比較的少数派の編成となりました。

リニューアルは2004年度に行われ、VVVFインバーター制御とされた2編成目となっています。
当初は電気連結器が一段のままで、初期にリニューアルが行われた編成ならではの姿でした。

4両の更新が進むまでは、他形式と組んだ10両での運転や、6両単独での運用も多く、マルチな活躍を見せてくれました。
8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、8056Fを相方として10両で走ることが基本となっています。

編成表

クハ8256-デハ8206-デハ8306-サハ8456-デハ8506-クハ8556
※左側が新宿方

製造区分

クハ8256:2次車
デハ8206:2次車
デハ8306:2次車
サハ8456:2次車
デハ8506:2次車
クハ8556:2次車

製造所

クハ8256:川崎重工業
デハ8206:川崎重工業
デハ8306:川崎重工業
サハ8456:川崎重工業
デハ8506:川崎重工業
クハ8556:川崎重工業

旧番号

サハ8456:デハ8406

竣功日

クハ8256:1983年8月11日
デハ8206:1983年8月11日
デハ8306:1983年8月11日
サハ8456:1983年8月11日
デハ8506:1983年8月11日
クハ8556:1983年8月11日

車体修理竣功日

クハ8256:2004年8月18日
デハ8206:2004年8月18日
デハ8306:2004年8月18日
サハ8456:2004年8月18日
デハ8506:2004年8月18日
クハ8556:2004年8月18日

8256Fの写真

20190811_01