1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8055Fの概要

1984年の終わりに登場した4両で、2次車にあたる編成です。
基本的な仕様は1次車と変わっておらず、補助電源装置には登場当初からSIVが採用されています。

登場時は通常の8000形と同様の姿でしたが、1986年の後半にオーキッド号の装飾が行われ、1987年6月までその姿で走行しました。
その後もイベントカーとして使われ、側扉にはそれを示すステッカーが掲出されていたほか、度々車体には装飾が行われていました。

2012年度にはリニューアルが行われ、室内灯にはLEDが本格的に採用されています。
初期に登場した編成ながら、リニューアルが行われたのは比較的遅めでした。
リニューアル後は単独での運用を行わず、6両と併結した10両で使われるようになっています。

8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、相方となるはずの8255Fが界磁チョッパ制御のままで繋げられないため、3000形を相方として走ることが多い編成となっています。

編成表

クハ8055-デハ8005-デハ8105-クハ8155
※左側が新宿方

製造区分

クハ8055:2次車
デハ8005:2次車
デハ8105:2次車
クハ8155:2次車

製造所

クハ8055:川崎重工業
デハ8005:川崎重工業
デハ8105:川崎重工業
クハ8155:川崎重工業

竣功日

クハ8055:1984年12月25日
デハ8005:1984年12月25日
デハ8105:1984年12月25日
クハ8155:1984年12月25日

車体修理竣功日

クハ8055:2012年8月10日
デハ8005:2012年8月10日
デハ8105:2012年8月10日
クハ8155:2012年8月10日

8055Fの写真

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