1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8260Fの概要

6両の4次車として、1984年の11月に竣功した編成です。
2200系列の廃車が終わり、2400形に廃車の対象が移ろうとしている頃のことでした。

編成の仕様はやや珍しく、補助電源装置はSIVとなっているものの、先頭の連結器はCSD 86のままであり、細かく仕様が変更された8000形らしい編成といえるでしょう。
6両の中では目立つトピックスがない編成で、比較的地味な存在となっています。

リニューアルは2007年度に行われ、内装に4000形の要素が取り入れられますが、主電動機は3000形と合わせられたものが搭載されており、唯一の組み合わせの編成となりました。
8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、8060Fを相方として10両で走ることが基本となっています。

編成表

クハ8260-デハ8210-デハ8310-サハ8460-デハ8510-クハ8560
※左側が新宿方

製造区分

クハ8260:4次車
デハ8210:4次車
デハ8310:4次車
サハ8460:4次車
デハ8510:4次車
クハ8560:4次車

製造所

クハ8260:東急車輛製造
デハ8210:東急車輛製造
デハ8310:東急車輛製造
サハ8460:東急車輛製造
デハ8510:東急車輛製造
クハ8560:東急車輛製造

旧番号

サハ8460:デハ8410

竣功日

クハ8260:1984年11月12日
デハ8210:1984年11月12日
デハ8310:1984年11月12日
サハ8460:1984年11月12日
デハ8510:1984年11月12日
クハ8560:1984年11月12日

車体修理竣功日

クハ8260:2007年8月9日
デハ8210:2007年8月9日
デハ8310:2007年8月9日
サハ8460:2007年8月9日
デハ8510:2007年8月9日
クハ8560:2007年8月9日

8260Fの写真

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