1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8053Fの概要

1984年に登場した4両の1次車で、8000形としては10本目の編成となります。
2200系列の置き換えが終わろうとしつつある頃で、共演した期間は僅かでした。

4両では比較的少数派の初期車で、先頭車の連結器はCSD 86となっています。
補助電源装置については、他の4両と同様に登場時からSIVを搭載しており、機器の過渡期に生まれた車両だったといえます。

リニューアルは2010年度に行われ、その後は6両と併結して10両の運用で使われるようになりました。
8000形のリニューアルが進み、末尾の番号が揃った編成同士で組むようになってからは、8253Fを相方として走ることが基本となっています。

編成表

クハ8053-デハ8003-デハ8103-クハ8153
※左側が新宿方

製造区分

クハ8053:1次車
デハ8003:1次車
デハ8103:1次車
クハ8153:1次車

製造所

クハ8053:東急車輛製造
デハ8003:東急車輛製造
デハ8103:東急車輛製造
クハ8153:東急車輛製造

竣功日

クハ8053:1984年5月23日
デハ8003:1984年5月23日
デハ8103:1984年5月23日
クハ8153:1984年5月23日

車体修理竣功日

クハ8053:2010年12月1日
デハ8003:2010年12月1日
デハ8103:2010年12月1日
クハ8153:2010年12月1日

8053Fの写真

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