1983年に営業運転を開始した小田急8000形。
小田急8000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

8061Fの概要

1986年の後半に登場した編成で、4両の4次車にあたります。
4次車のほとんどは川崎重工業で製造されており、8061Fもその中に含まれています。

編成の仕様としては、冷房装置にCU-195B、先頭車の連結器にCSD 100を装備する後期車にあたり、車内の配色以外は完成された姿となりつつあった編成です。
8000形の中では比較的目立たない存在で、大きなトピックスはありません。

リニューアルが行われた時期が遅く、最終年度である2013年度に施工されました。
1000形のリニューアルに繋がるような仕様となっており、制御装置にハイブリッドSiC 3レベルのVVVFインバーターが試験的に採用されています。

リニューアル後は6両と組んだ10両で運転されており、8261Fを相方として走ることが基本となっています。

編成表

クハ8061-デハ8011-デハ8111-クハ8161
※左側が新宿方

製造区分

クハ8061:4次車
デハ8011:4次車
デハ8111:4次車
クハ8161:4次車

製造所

クハ8061:川崎重工業
デハ8011:川崎重工業
デハ8111:川崎重工業
クハ8161:川崎重工業

竣功日

クハ8061:1986年11月26日
デハ8011:1986年11月26日
デハ8111:1986年11月26日
クハ8161:1986年11月26日

車体修理竣功日

クハ8061:2013年10月16日
デハ8011:2013年10月16日
デハ8111:2013年10月16日
クハ8161:2013年10月16日

8061Fの写真

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