5000形の増備によって数を減らし、未更新車が風前の灯火となっている小田急1000形。
6両の1253Fが廃車となったばかりですが、後を追うように1254Fも廃車となったようです。
リニューアルが行われた車両は活躍が続きますが、1000形にとって一つの節目となる未更新車が全廃となる日は、確実に近付きつつあるようです。
ダイヤの変更時に減便が行われたことで、車両が余っていることが背景にあるのでしょう。
興味深い点としては、車両が余っているのにもかかわらずダイヤ変更後も走り続けていたことで、できる限り廃車前に活用したいという意図があったものと思われます。
1254Fの廃車により、1000形の未更新車は残り10両となり、残るは僅かに以下の2編成となりました。
・1058F(レーティッシュカラー)
・1251F
ダイヤ変更後も3編成が残っていた6両でしたが、残るは1251Fの1編成のみとなり、カラーリングが異なる1編成ずつが残る状況となっています。
比較的見ることができた急行の姿も、編成数の減少によって今後は貴重なものとなりそうです。
走行した期間は2020年8月の1ヶ月間で、覚えている方も多いのではないかと思います。
赤い1000形と併結した10両は、台風の被害で不通となっていた箱根登山線の運転再開を記念したもので、期間限定ながら珍しい光景が展開されました。
新型コロナウイルスで世界中が大混乱に陥っている中で、数少ない明るい話題の一つでした。
一世代前の小田急らしさを残す車両が、小田急線上から消える日は遠くないのかもしれません。
6両の1253Fが廃車となったばかりですが、後を追うように1254Fも廃車となったようです。
リニューアルが行われた車両は活躍が続きますが、1000形にとって一つの節目となる未更新車が全廃となる日は、確実に近付きつつあるようです。
先行して廃車が進められる1000形
7月に廃車となった1253Fに続き、1254Fも5000形の新編成が到着するのを待つことなく廃車となりました。ダイヤの変更時に減便が行われたことで、車両が余っていることが背景にあるのでしょう。
興味深い点としては、車両が余っているのにもかかわらずダイヤ変更後も走り続けていたことで、できる限り廃車前に活用したいという意図があったものと思われます。
1254Fの廃車により、1000形の未更新車は残り10両となり、残るは僅かに以下の2編成となりました。
・1058F(レーティッシュカラー)
・1251F
ダイヤ変更後も3編成が残っていた6両でしたが、残るは1251Fの1編成のみとなり、カラーリングが異なる1編成ずつが残る状況となっています。
比較的見ることができた急行の姿も、編成数の減少によって今後は貴重なものとなりそうです。
赤い1000形と全線を走った1ヶ月
今回廃車となった1254Fは、赤い1000形の1059Fと併結し、小田急の全線を走行する機会がありました。走行した期間は2020年8月の1ヶ月間で、覚えている方も多いのではないかと思います。
赤い1000形と併結した10両は、台風の被害で不通となっていた箱根登山線の運転再開を記念したもので、期間限定ながら珍しい光景が展開されました。
新型コロナウイルスで世界中が大混乱に陥っている中で、数少ない明るい話題の一つでした。
おわりに
1254Fの廃車により、1000形の未更新車は僅かに2編成となってしまいました。一世代前の小田急らしさを残す車両が、小田急線上から消える日は遠くないのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (22)
もう貴重な資料になりますね。
ワタシダ
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4両と6両が直接結ばれて残る者、それぞれ車両を工面して4両、6両、8両の一部で10両を組成して残る者、そして廃車される者…
6両は三者三様になった印象です。
1251fはどうなってしまうんでしょう?この車両が残ったからには何かしら訳があったりして…
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
1000形の未更新車が全廃されると、いよいよ本格的に8000形の置き換えが開始されることになりそうです。アイボリーにロイヤルブルーの帯を巻いた小田急伝統の塗り分けの車両は、まもなく見納めになりますね。
ワタシダ
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しかし、1254F廃車は予感がありました。
1251Fと1254Fの2本運用に入っていたのが1254Fを見なくなり、1253Fと同じ流れになったようですね!
余談ですが1253F廃車で8000形6両が3本6両単独運用に入ってます。
1000形未更新が全廃になれば余剰ぎみになっている8000形4両が廃車になるかもしれません。
最近運用に入ってない8051Fと8055Fが危ないかも
ワタシダ
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1253Fや1254Fが余剰車整理による廃車だとすれば、今後導入される5061Fや5062Fの置き換えはいよいよ8000になるのでしょうか?
今後の動向に目が離せないですね。
ワタシダ
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ちなみに最後まで界磁チョッパ制御で残った8000形8251Fも検査期限に余裕がある中でまだ多数残っていた1000形ワイドドア車よりも先に廃車となりましたが、何か意図があったのでしょうか?(界磁チョッパ制御車を早く淘汰したかったとかやとは思われますが…)
とはいえ、1000形未更新車もついにここまで数を減らし、いよいよ消滅へのカウントダウンに突入したことになります。早いうちに古き良き時代の小田急(電磁直通ブレーキ、幕式の方向幕など)を感じさせられる最後の勇姿を是非記録しておきたいものです。
ワタシダ
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ワタシダ
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