多摩ニュータウンの中心的なエリアとして、小田急、京王、多摩都市モノレールの3路線が乗り入れている多摩センター駅。
各社で駅名は若干異なり、小田急は小田急多摩センターを名乗っています。
駅の近くにはテーマパークのサンリオピューロランドがあり、小田急多摩センターはその最寄駅ともなっています。
近年は連携が強化されており、集客にも力が入ってきました。
小田急の多摩線が唐木田まで延伸したのもこの年で、多摩線が少しずつ賑やかになってきた頃でもあります。
オープン直後は盛況だったサンリオピューロランドですが、その後は長期に渡る低迷期に直面しました。
当時のことを思い出してみると、駅から少し離れた場所に大きな施設があるといった程度の印象で、確かに盛り上がっていた記憶はありません。
クローズしてしまうのではないかといった噂もありましたが、経営努力が実り2010年頃から活気が出てきたようで、2016年には京王多摩センター駅がサンリオのキャラクターで装飾されます。
2018年には小田急もそれに続き、小田急多摩センター駅でも装飾が行われました。
小田急らしい駅名標ながら、よく見るとそこにはサンリオのキャラクターがいます。
駅名標ごとにキャラクターが違うようなので、一つ一つ見てみるのも面白そうです。
京王はダークな色調となっていますが、対する小田急は明るい色調が採用されています。
青を基調にしたのは小田急らしさの表現なのでしょうか、両線の特徴がよく表れていて、どちらも楽しめるのが面白いところです。
写真でお見せした場所だけではなく、構内の各所が装飾されていますので、駅自体がテーマパークのようになっています。
施設だけではなく、駅といった周辺も含めて盛り上げていく様子からも、サンリオピューロランドが色々と頑張っているのが伝わってきます。
乗り降りするだけでも雰囲気で楽しめるのは、利用者にとってもありがたいことですね。
これは小田急が提供するEMotというアプリ内で購入が可能で、子育てを応援する小田急の姿勢にサンリオピューロランドが賛同し、実現したとのことです。
お得になる額は比較的大きく、乗車する距離や年齢によっても異なりますが、小田急を使って往復した際の料金が最大で1,000円近く安くなります。
家族で遊びに行く場合にはこれが累積となりますから、なかなかの値引き額ということになりそうです。
年々連携を強化している両社を見ていると、やはり小田急にもサンリオのキャラクターでラッピングした車両の登場を期待してしまいます。
装飾車両にあまり積極的ではない小田急ですが、そんな日が訪れることを楽しみに待ってみたいと思います。
連携が強化されつつありますから、さらなる次の展開へと繋がると面白そうですね。
各社で駅名は若干異なり、小田急は小田急多摩センターを名乗っています。
駅の近くにはテーマパークのサンリオピューロランドがあり、小田急多摩センターはその最寄駅ともなっています。
近年は連携が強化されており、集客にも力が入ってきました。
サンリオのキャラクターで装飾された駅
全国初の屋内型テーマパークとして誕生したサンリオピューロランドは、1990年12月7日にオープンしました。小田急の多摩線が唐木田まで延伸したのもこの年で、多摩線が少しずつ賑やかになってきた頃でもあります。
オープン直後は盛況だったサンリオピューロランドですが、その後は長期に渡る低迷期に直面しました。
当時のことを思い出してみると、駅から少し離れた場所に大きな施設があるといった程度の印象で、確かに盛り上がっていた記憶はありません。
クローズしてしまうのではないかといった噂もありましたが、経営努力が実り2010年頃から活気が出てきたようで、2016年には京王多摩センター駅がサンリオのキャラクターで装飾されます。
2018年には小田急もそれに続き、小田急多摩センター駅でも装飾が行われました。
小田急らしい駅名標ながら、よく見るとそこにはサンリオのキャラクターがいます。
駅名標ごとにキャラクターが違うようなので、一つ一つ見てみるのも面白そうです。
京王はダークな色調となっていますが、対する小田急は明るい色調が採用されています。
青を基調にしたのは小田急らしさの表現なのでしょうか、両線の特徴がよく表れていて、どちらも楽しめるのが面白いところです。
写真でお見せした場所だけではなく、構内の各所が装飾されていますので、駅自体がテーマパークのようになっています。
施設だけではなく、駅といった周辺も含めて盛り上げていく様子からも、サンリオピューロランドが色々と頑張っているのが伝わってきます。
乗り降りするだけでも雰囲気で楽しめるのは、利用者にとってもありがたいことですね。
お得なきっぷで連携をさらに強化
小田急とサンリオピューロランドを運営するサンリオエンターテイメントは、2022年9月1日から施設のパスポートをセットにしたお得なきっぷを発売しました。これは小田急が提供するEMotというアプリ内で購入が可能で、子育てを応援する小田急の姿勢にサンリオピューロランドが賛同し、実現したとのことです。
お得になる額は比較的大きく、乗車する距離や年齢によっても異なりますが、小田急を使って往復した際の料金が最大で1,000円近く安くなります。
家族で遊びに行く場合にはこれが累積となりますから、なかなかの値引き額ということになりそうです。
年々連携を強化している両社を見ていると、やはり小田急にもサンリオのキャラクターでラッピングした車両の登場を期待してしまいます。
装飾車両にあまり積極的ではない小田急ですが、そんな日が訪れることを楽しみに待ってみたいと思います。
おわりに
サンリオの色が濃くなり、テーマパークの最寄駅らしくなってきた小田急多摩センター。連携が強化されつつありますから、さらなる次の展開へと繋がると面白そうですね。
コメント
コメント一覧 (12)
十八歳未満御断りと並んで居る看板。
ワタシダ
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モノレールが町田延伸されれば町田駅の利用者の一部は小田急多摩センターに流れるとみており、そういう意味では混雑緩和になるといえましょう。
京王は近年はそこまで増加していない一方、小田急の方が増加が顕著な他、新百合ヶ丘駅でブルーラインが延伸されれば、新横浜駅から多摩センター駅のアクセスが向上されるでしょう。
他にもモノレール町田延伸でダブルネットワーク化が図れると見てます。
京王相模原線は加算運賃下げたが、小田急に流れた分、京王本線からの客を多摩センターや永山に流れている印象がありますね。
加算運賃だと多摩センターor高幡不動~新宿及び永山or聖蹟桜ヶ丘~新宿まで同額で料金も変わらないから、本線系の優位性が落ちてやや増えているだけだと見てよいでしょう。
京王はライナー誘導などで利用者が落ちているのに対し、小田急は複々線化やブルーラインの延伸などで回復率が高く、こちらはさらなる増加が期待できますね。
多摩センターはサンリオばかり目に浮かぶが小田急駅ナカには100時間カレーがある他、ヨーカドー、ココリコなどもあり商業施設面では聖蹟桜ヶ丘駅に負けない構成になっています。
特にココリアは駐車場1000円以上で3時間無料は施設内のジュンク堂やフードコートをうまく活用すれば簡単にクリアできるのでサンリオだけでなく、多摩センターの集客を上げる政策は期待できます。
最も以前、多摩市長選関連で某政党候補が永山駅か多摩センター駅で無断使用した問題は小田急はその候補に対して明確に『許可とっていない』と回答したのに対し、京王は何も回答しなかった事で京王に対する不信感を生んでしまったと思います。
そういう部分が京王と小田急多摩センター駅のサンリオの色合いにも表れているように見えます。
ワタシダ
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登戸は、藤子ミュージアム。読売ランド前は、よみうりランド。鶴川は、こどもの国。海老名は、ロマンスカーミュージアム。片瀬江ノ島は、新江ノ島水族館でした。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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そんな多摩センターですが、サンリオピューロランド最寄り駅ということで対都心方面のアクセスのみならずサンリオピューロランド誘致でも近年は京王と対抗しとるのですね。その京王は車両のドア挟み注意ステッカーにキティちゃんを描いたり、接近メロディにサンリオ関連の楽曲を導入したりとかなり攻めとるような印象ですが、小田急は前記した通り利用客数や利便性などで京王にリードされ気味なのか、やや戦略が遅れ気味でまだまだこれからといったところでしょうか(その小田急も登戸が藤子・F・不二雄ミュージアム最寄り駅ということで駅名標や案内サインに「ドラえもん」をはじめ藤子・F・不二雄先生の作品に登場するキャラクターを描いたりとやはり攻めの姿勢を取ってはおりますが…)。
今後は京王のみならず小田急にもサンリオ関連の楽曲を多摩センターの接近メロディに起用するとともに、小田原線から直通する臨時列車を運転することで更なる戦略を期待したいところですね。
ワタシダ
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サンリオピューロランドは1990(平成2)年冬に開館し、翌年だったか母、姉、僕の3人で行ったことがあります。京王はアミューズメントパスポートとしてよみうりランド、サマーランドを含め長らく発売していますが、小田急に関しては今回が初めての取り組みです。ただ、京王と違うのは電車乗り降り自由の一日乗車券があるかないかの違いです。
本音を言えば「小田急線全線の一日乗車券(¥2000)+サンリオピューロランド」、といった組み合わせもありなのですが、サンリオピューロランドの入場料が価格変動制を採用していることもあってか、小田急・サンリオの両社が総合的に判断した結果システム上難しかったのかもしれません。
ワタシダ
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