従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3656Fの概要

2004年度に登場した4次車で、8両固定編成となっています。
登場当初は6両ばかりが造られた3000形ですが、この頃には8両を見かける機会が多くなり、各駅停車で当たることも増えました。

3次車と基本的な仕様は変わっていませんが、車内の案内表示装置が液晶ディスプレイへと変更され、側扉の上部に千鳥配置されています。
営業運転の開始により、4両を2編成繋いだ車両の置き換えが行われ、各駅停車の8両固定編成化が進められました。

現在までに大きな改造は行われていませんが、車内の液晶ディスプレイについては交換が行われ、17インチのものを扉上に二つ配置するようになっています。
8両固定編成という特性上、登場から現在まで各駅停車や区間準急を中心に使用されており、最近は小田原線以外を走行する機会も少なくなりました。

編成表

クハ3656-デハ3606-デハ3706-サハ3756-サハ3856-デハ3806-デハ3906-クハ3956
※左側が新宿方

製造区分

クハ3656:4次車
デハ3606:4次車
デハ3706:4次車
サハ3756:4次車
サハ3856:4次車
デハ3806:4次車
デハ3906:4次車
クハ3956:4次車

製造所

クハ3656:東急車輛製造
デハ3606:東急車輛製造
デハ3706:東急車輛製造
サハ3756:東急車輛製造
サハ3856:東急車輛製造
デハ3806:東急車輛製造
デハ3906:東急車輛製造
クハ3956:東急車輛製造

竣功日

クハ3656:2004年9月9日
デハ3606:2004年9月9日
デハ3706:2004年9月9日
サハ3756:2004年9月9日
サハ3856:2004年9月9日
デハ3806:2004年9月9日
デハ3906:2004年9月9日
クハ3956:2004年9月9日

3656Fの写真

20180120_03