従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3081Fの概要

2017年度に登場した10両固定編成で、3665Fに2両の中間車を追加して改番しました。
新造した中間車は小田原方に組み込まれており、既存の車両とは細かい差異が生じています。

3665Fは主電動機が全密閉式に交換されていたことから、新造の中間車についても同様とされました。
LED表示器は編成全体でフルカラーのものに統一されていますが、既存編成の機器は経年劣化が進んでいたため、新旧車両で鮮やかさの違いが目立っています。

中間車の追加と改番を行った3081Fは、2017年12月13日に営業運転へと復帰しました。
10両化により消滅した3281Fの番号が復活しており、3000形としては2代目の番号となっている車両が存在します。
3081Fとなってからは活躍の場が広がり、各駅停車から快速急行まで幅広く使用されるようになりました。

編成表

クハ3081-デハ3031-デハ3131-サハ3181-サハ3281-デハ3231-デハ3331-サハ3381-デハ3431-クハ3481
※左側が新宿方

製造区分

クハ3081：7次車
デハ3031：7次車
デハ3131：7次車
サハ3181：7次車
サハ3281：7次車
デハ3231：7次車
デハ3331：7次車
サハ3381：10次車
デハ3431：10次車
クハ3481：7次車

製造所

クハ3081：日本車輌製造
デハ3031：日本車輌製造
デハ3131：日本車輌製造
サハ3181：日本車輌製造
サハ3281：日本車輌製造
デハ3231：日本車輌製造
デハ3331：日本車輌製造
サハ3381：川崎重工業
デハ3431：川崎重工業
クハ3481：日本車輌製造

旧番号

クハ3081：クハ3665
デハ3031：デハ3615
デハ3131：デハ3715
サハ3181：サハ3765
サハ3281：サハ3865
デハ3231：デハ3815
デハ3331：デハ3915
クハ3481：クハ3965

竣功日

クハ3081：2006年4月22日
デハ3031：2006年4月22日
デハ3131：2006年4月22日
サハ3181：2006年4月22日
サハ3281：2006年4月22日
デハ3231：2006年4月22日
デハ3331：2006年4月22日
サハ3381：2017年11月30日
デハ3431：2017年11月30日
クハ3481：2006年4月22日

10両固定編成化・改番日

クハ3081：2017年11月30日
デハ3031：2017年11月30日
デハ3131：2017年11月30日
サハ3181：2017年11月30日
サハ3281：2017年11月30日
デハ3231：2017年11月30日
デハ3331：2017年11月30日
クハ3481：2017年11月30日

3081Fの写真

20180422_02