あけましておめでとうございます。
2023年も頑張って記事を書いていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

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2022年から2023年にかけても、小田急では終夜運転が行われませんでしたが、昨年に続いて臨時列車やニューイヤーエクスプレス号が運転されました。
まだまだ変化が続くと思われる2023年の小田急ですが、どのような1年になるのでしょうか。

車両の廃車やダイヤの修正

JRグループに合わせて行われることが多い小田急のダイヤ改正ですが、2023年については行われないことになりました。
東京メトロとJR東日本のダイヤ改正に合わせ、小田急もダイヤの修正は実施するものの、軽微な変更になるものと思われます。
2022年にスタートしたダイヤが維持されることとなりますが、保有車両数の削減を進めていることからも、最盛期の本数に戻ることはないのでしょう。

動きがないダイヤに対して、車両については2023年も慌ただしくなりそうです。
既に到着している5000形の5062Fや、リニューアルを終えた3000形の3265Fが営業運転の開始を控えており、遅くとも年度内となる3月までには走り始めます。
2022年度は3000形のリニューアルを3編成に行うため、その他の編成も早々に営業運転へと復帰することが見込まれます。

気になるのは2023年度にも5000形の増備が行われるかであり、増備の有無によって8000形がどこまで減少するかが左右されます。
いずれにしても、保有車両数の削減が完了していないため、8000形の廃車はまだ続くのでしょう。

臨時列車等で活躍する50000形(VSE)については、秋に引退することが予定されています。
走行機会が比較的多いため、最近は撮影者も減って落ち着きつつありますが、最後までトラブルが起きないことを願います。

施設の改良や新しい取り組み

事業環境が厳しいことに変わりはありませんが、施設の改良については着々と進むものと思われます。
利用者目線で目立つものとしてはホームドアで、2023年からは設置のペースが加速してきそうです。
2023年3月18日には、鉄道駅バリアフリー料金制度を適用した運賃改定も予定されており、普通旅客運賃と定期旅客運賃に加算が行われるようになります。

営業を終了した小田急百貨店の本館については、超高層ビルへの建て替えに伴う解体が進むことでしょう。
見慣れた景色が2023年にどこまで変化するのか、定期的に見てみたいと思います。
その他にも、将来的に改良工事が予定されている駅の動向も気になり、新百合ヶ丘、鶴川、藤沢に何らかの動きが出てくるかも注目です。

本格化しつつある子育て世代を応援する施策については、新たな動きがあるのでしょうか。
2022年の取り組みだけで終わることはないでしょうから、Family Fun フェスタの開催等も含めて、今後の展開が気になるところです。

おわりに

インバウンドの需要も徐々に戻りつつあり、2023年は本格的な賑わいが戻ってくると期待されます。
近年は暗いニュースばかりでしたが、2023年の小田急が明るい1年になることを願い、微力ながら応援していきたいと思います。