東京メトロの千代田線への直通用車両として、2007年に営業運転を開始した小田急4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4056Fの概要

4000形の1次車として2007年に登場した編成で、小田急では初めてJR東日本の新津車両製作所で製造されました。
他の編成と同じく10両固定編成となっており、編成に固有の仕様差はありません。

1次車は千代田線への乗り入れから、1000形の4両と6両を繋いだ編成を外す役割を担っており、1000形での乗り入れは勢力の縮小が続いていきます。
営業運転を開始してからしばらくの間は、千代田線への直通運用を中心に使用されたため、多摩急行や準急以外での使用は限定的でした。

登場後から現在までには、車内に設置されている液晶画面の交換、JR東日本の常磐緩行線に乗り入れるための改造等が随時行われています。
現在は3社での相互直通運転を中心に活躍しつつ、乗り入れを伴わない運用にも幅広く使用されています。

編成表

クハ4056-デハ4006-デハ4106-デハ4206-デハ4306-サハ4356-サハ4456-デハ4406-デハ4506-クハ4556
※左側が新宿方

製造区分

クハ4056:1次車
デハ4006:1次車
デハ4106:1次車
デハ4206:1次車
デハ4306:1次車
サハ4356:1次車
サハ4456:1次車
デハ4406:1次車
デハ4506:1次車
クハ4556:1次車

製造所

クハ4056:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4006:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4106:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4206:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4306:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
サハ4356:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
サハ4456:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4406:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
デハ4506:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)
クハ4556:東日本旅客鉄道(新津車両製作所)

竣功日

クハ4056:2007年12月10日
デハ4006:2007年12月10日
デハ4106:2007年12月10日
デハ4206:2007年12月10日
デハ4306:2007年12月10日
サハ4356:2007年12月10日
サハ4456:2007年12月10日
デハ4406:2007年12月10日
デハ4506:2007年12月10日
クハ4556:2007年12月10日

4056Fの写真

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