東京メトロの千代田線への直通用車両として、2007年に営業運転を開始した小田急4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4059Fの概要

4000形の2次車として、2009年度に登場した編成です。
他の編成と同じ10両固定編成で、2009年11月19日に営業運転を開始しました。

2009年度が始まった当初は、1000形の10両固定編成が東京メトロの千代田線に乗り入れていましたが、4000形の2次車はそれを置き換える役割を担うこととなりました。
分割併合を伴う運用が大幅に減少したため、1000形の10両固定編成を小田急線内の運用に充当しやすくなり、地下鉄への乗り入れから外すことが可能となったものです。

1次車と比較して若干の仕様変更が発生しており、電動空気圧縮機の搭載車両が変更されたこと、優先席の位置が当初から小田原方になっているといった違いがあります。
登場後から現在までには、車内に設置されている液晶画面の交換、JR東日本の常磐緩行線に乗り入れるための改造等が随時行われています。

現在は3社での相互直通運転を中心に活躍しつつ、乗り入れを伴わない運用にも幅広く使用されています。

編成表

クハ4059-デハ4009-デハ4109-デハ4209-デハ4309-サハ4359-サハ4459-デハ4409-デハ4509-クハ4559
※左側が新宿方

製造区分

クハ4059:2次車
デハ4009:2次車
デハ4109:2次車
デハ4209:2次車
デハ4309:2次車
サハ4359:2次車
サハ4459:2次車
デハ4409:2次車
デハ4509:2次車
クハ4559:2次車

製造所

クハ4059:東急車輛製造
デハ4009:東急車輛製造
デハ4109:東急車輛製造
デハ4209:東急車輛製造
デハ4309:東急車輛製造
サハ4359:東急車輛製造
サハ4459:東急車輛製造
デハ4409:東急車輛製造
デハ4509:東急車輛製造
クハ4559:東急車輛製造

竣功日

クハ4059:2009年11月12日
デハ4009:2009年11月12日
デハ4109:2009年11月12日
デハ4209:2009年11月12日
デハ4309:2009年11月12日
サハ4359:2009年11月12日
サハ4459:2009年11月12日
デハ4409:2009年11月12日
デハ4509:2009年11月12日
クハ4559:2009年11月12日

4059Fの写真

20210626_01