従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3276Fの概要

2005年度の終わりに竣功した編成で、7次車として登場しました。
続々登場する6両は増加を続け、過去最大の編成数であった2600形を超えています。

6両はこの編成からLED表示器がフルカラーとなっており、見た目の印象がかなり変化しました。
大量に増備された3000形ですが、見た目の印象が変化する仕様変更が増備中盤では少なく、終盤になって変化が生じてきたことになります。

登場から現在まで大きな改造は行われていませんが、車内に設置されている液晶画面が交換されて2画面になったほか、ドアチャイムの音色も変化しました。
外見上は現在までに変化した部分が少なく、比較的登場時の姿を保ったまま活躍を続けています。

ブレーキ読み替え装置を活かし、単独での運用だけではなく、かつては他形式と併結しての10両も頻繁に見られましたが、車両の整理が進んだ結果、併結しての走行機会は減少しました。
現在は主に単独で使用されており、小田原線の町田以西や支線を中心に活躍しています。

編成表

クハ3276-デハ3226-デハ3326-サハ3376-デハ3426-クハ3476
※左側が新宿方

製造区分

クハ3276:7次車
デハ3226:7次車
デハ3326:7次車
サハ3376:7次車
デハ3426:7次車
クハ3476:7次車

製造所

クハ3276:日本車輌製造
デハ3226:日本車輌製造
デハ3326:日本車輌製造
サハ3376:日本車輌製造
デハ3426:日本車輌製造
クハ3476:日本車輌製造

竣功日

クハ3276:2006年3月24日
デハ3226:2006年3月24日
デハ3326:2006年3月24日
サハ3376:2006年3月24日
デハ3426:2006年3月24日
クハ3476:2006年3月24日

3276Fの写真

20190928_04