他社の路線ではあまり耳にすることがなく、独特な音色に統一されている小田急の踏切。
時期によって若干の変化はあるものの、基本的には同系統の音色が維持されてきました。

そんな小田急において、今までとは少し違う警報音となった踏切が登場してきており、今後の動きが気になる状況となっています。

警報音が変わった踏切が登場

小田急の踏切といえば、音程が低い独特な音色が特徴です。
昭和の終わり頃から使われるようになった音色は、若干の変化をしつつ維持されており、近年も全線で統一されていました。

そんな小田急の踏切において、警報音が変わったといったという情報が散見されるようになり、動画を公開している方もいらっしゃいます。
確かに音色が従来とは異なっており、小田急では初めて耳にするものでした。

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音色としては、東武の日光線や箱根登山線内で使われているものに似ていますが、若干違うようにも感じます。
現時点では、以下の踏切で変更が確認されています。

・新宿1号
・開成2号
・大和1号
・高座渋谷15号
・六会日大前1号

気になる点としては、それぞれの踏切で音色が若干異なっているようにも感じられることですが、全てを現地で聞いたわけではなく、情報の少なさもあり謎は深まるばかりです。
現時点で他にも存在する可能性があり、どこまで増えているのでしょうか。

今後は新しい音色に変わるのか

今までとは印象が異なる警報音ですが、今後は他の踏切にも波及するのでしょうか。
現段階で判断しにくい理由としては、変更となった踏切の音色に違いがある場合、比較のための試験をしている可能性もあるためです。

しかし、変更されている踏切が既に多数あることから、元のままになるという結果は考えにくく、今後は新しいタイプの警報音に変わっていくというのが、現時点において最も可能性が高いと思われます。
音程が低く、比較的落ち着いた音色であるというのは変わりませんが、今までよりもポップに感じることから、沿線の雰囲気にも多少影響しそうです。
これからさらに別のパターンが登場する可能性もないとはいえないため、沿線を歩く際には注意してみたいと思います。

おわりに

小田急の踏切はこの音というイメージがあり、沿線の居住者にも浸透しているものと思われます。
新しいタイプの音色がどうなっていくのか、今後の動向が気になりますね。