従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3277Fの概要

2006年度に登場した編成で、3276Fに続いて7次車となっています。
7次車は年度を跨いでの登場となっており、3000形の増備がそれだけハイペースだったことを印象付けます。

特徴としてはフルカラーになったLED表示器があげられ、洗練された姿へと変化しました。
3277Fの後にも6両の増備は続きますが、3278F以降は10両化の対象となったため、現在は6両の最終編成となっています。

登場から現在まで大きな改造は行われていませんが、車内に設置されている液晶画面が交換されて2画面になったほか、ドアチャイムの音色も変化しました。
外見上は現在までに変化した部分が少なく、比較的登場時の姿を保ったまま活躍を続けています。

ブレーキ読み替え装置を活かし、単独での運用だけではなく、かつては他形式と併結しての10両も頻繁に見られましたが、車両の整理が進んだ結果、併結しての走行機会は減少しました。
現在は主に単独で使用されており、小田原線の町田以西や支線を中心に活躍しています。

編成表

クハ3277-デハ3227-デハ3327-サハ3377-デハ3427-クハ3477
※左側が新宿方

製造区分

クハ3277:7次車
デハ3227:7次車
デハ3327:7次車
サハ3377:7次車
デハ3427:7次車
クハ3477:7次車

製造所

クハ3277:日本車輌製造
デハ3227:日本車輌製造
デハ3327:日本車輌製造
サハ3377:日本車輌製造
デハ3427:日本車輌製造
クハ3477:日本車輌製造

竣功日

クハ3277:2006年5月18日
デハ3227:2006年5月18日
デハ3327:2006年5月18日
サハ3377:2006年5月18日
デハ3427:2006年5月18日
クハ3477:2006年5月18日

3277Fの写真

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