他の駅とは放送のパターンが異なり、独特な雰囲気となっている小田急の新宿。
終日に渡って発車ベルが使われており、とても賑やかな駅となっています。

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そんな新宿の発車ベルですが、過去に音色が変更されたタイミングがあり、それはいつ頃のことだったのでしょうか。

発車ベルが鳴る小田急の新宿駅

小田急の起点である新宿では、昔から日常的に発車ベルが使用されています。
かつては他にも朝から晩まで鳴る駅がありましたが、最終列車等で使うケースを除いて、小田急では唯一の使用駅となってしまいました。

各駅停車から快速急行までの通勤型車両が発車する場合と、ロマンスカーが発車する場合のベルは異なっており、音色によって区別されています。
他の駅で導入されている接近メロディーとは異なり、最近では珍しくなりつつあるベルのままとなっており、新宿駅らしさの演出にも一役買っているといえるでしょう。

新宿駅の発車ベルが変更された時期

昔から新宿で使われている発車ベルですが、実際には過去に音色が変更されています。
ブザーが使われていた時期もあったようですが、音が分かる昔の記録は少なく、変更時期を特定することは難しそうです。

現在使われているものは、2006年から2007年頃にかけて変更されたようで、古めかしい音色からやや洗練されたお洒落なものとなりました。
同時に放送自体が変更されたように記憶していますが、仕事に忙殺されていた時期だったため、明確には覚えていません。

発車ベルの音色が変更されてから、それなりの年数が経過しつつありますが、超高層ビルの建設が進んでいくと、何らかの変化があるかもしれませんね。

おわりに

終点を中心に、かつては小田急でも発車ベルを鳴らす駅が多くありました。
いつの間にか新宿だけとなってしまいましたが、この先も使用が続くのか、気になるところです。