昔のように大きな愛称表示器が前面に設けられなくなり、ややシンプルなデザインとなっている小田急のロマンスカー。
何かの節目や記念時には、そのシンプルな前面を活かしてヘッドマークが掲げられますが、60000形(MSE)と70000形(GSE)に対して、周年を記念したヘッドマークが掲出されると発表されました。
50000形(VSE)が定期運行を終了する等、明るい話題が少なかったロマンスカーですが、少しずつ日常が戻りつつあるのかもしれません。
2023年は両形式にとって節目の年であり、MSEは就役から15周年、GSEも同様に5周年となります。
MSEとGSEの周年を記念して、「未来に向かって走り続ける」をコンセプトにデザインされたヘッドマークが、約1年に渡って車両に掲出されることとなりました。
掲出期間は、MSEが2023年3月31日から2024年3月14日まで、GSEは2023年3月29日から2024年3月16日までの予定となっています。
嬉しいことに対象は全編成で、MSEは4両と6両を合わせて8編成、GSEは2編成にヘッドマークが掲出されることとなります。
掲出期間内において、順次掲出の開始と撤去を行うようなので、開始直後と終了間際については、掲出されない編成があるようです。
コロナ禍になって以降、できる限りのコスト削減が行われてきた印象が強く、ヘッドマークの掲出がなかったわけではないものの、最低限にしていると思われたからです。
新年の恒例となっていた干支のヘッドマークも掲出されなくなり、やや寂しい状況が続いていました。
世の中がようやく正常化しつつある中、落ち込んだ定期旅客がなかなか戻らない苦しさはありますが、少しずつ見通しが明るくなりつつあるのかもしれません。
以前のような状況に戻ることはおそらくないのでしょうが、このような賑やかしをする機会が増えていけば、それだけ世の中も明るくなるのだと思います。
2023年は秋にVSEの引退も控えています。
既に定期運行が終了しているとはいえ、臨時列車等で比較的見る機会は多く、完全な引退はやはり寂しいものとなります。
そのような状況下において、残る車両で明るい話題を提供し、ヘッドマークのデザインに「未来に向かって走り続ける」というコンセプトを掲げたことには、何らかの意図が隠れているといえるのではないでしょうか。
引退するVSEの後輩にあたるMSEとGSEは、新しい車両がデビューするその日まで、大切な思いを伝えていく役割を担うのかもしれませんね。
何かの節目や記念時には、そのシンプルな前面を活かしてヘッドマークが掲げられますが、60000形(MSE)と70000形(GSE)に対して、周年を記念したヘッドマークが掲出されると発表されました。
50000形(VSE)が定期運行を終了する等、明るい話題が少なかったロマンスカーですが、少しずつ日常が戻りつつあるのかもしれません。
MSEとGSEに周年記念のヘッドマークを掲出
ロマンスカーのMSEとGSEは、それぞれ2008年と2018年に営業運転を開始しました。2023年は両形式にとって節目の年であり、MSEは就役から15周年、GSEも同様に5周年となります。
MSEとGSEの周年を記念して、「未来に向かって走り続ける」をコンセプトにデザインされたヘッドマークが、約1年に渡って車両に掲出されることとなりました。
掲出期間は、MSEが2023年3月31日から2024年3月14日まで、GSEは2023年3月29日から2024年3月16日までの予定となっています。
嬉しいことに対象は全編成で、MSEは4両と6両を合わせて8編成、GSEは2編成にヘッドマークが掲出されることとなります。
掲出期間内において、順次掲出の開始と撤去を行うようなので、開始直後と終了間際については、掲出されない編成があるようです。
明るい話題が意味すること
ヘッドマークの掲出に関するリリースを見て、MSEとGSEの両方を対象にしてきたことや、全編成に掲出するという勢いに驚きました。コロナ禍になって以降、できる限りのコスト削減が行われてきた印象が強く、ヘッドマークの掲出がなかったわけではないものの、最低限にしていると思われたからです。
新年の恒例となっていた干支のヘッドマークも掲出されなくなり、やや寂しい状況が続いていました。
世の中がようやく正常化しつつある中、落ち込んだ定期旅客がなかなか戻らない苦しさはありますが、少しずつ見通しが明るくなりつつあるのかもしれません。
以前のような状況に戻ることはおそらくないのでしょうが、このような賑やかしをする機会が増えていけば、それだけ世の中も明るくなるのだと思います。
2023年は秋にVSEの引退も控えています。
既に定期運行が終了しているとはいえ、臨時列車等で比較的見る機会は多く、完全な引退はやはり寂しいものとなります。
そのような状況下において、残る車両で明るい話題を提供し、ヘッドマークのデザインに「未来に向かって走り続ける」というコンセプトを掲げたことには、何らかの意図が隠れているといえるのではないでしょうか。
おわりに
2023年度のMSEとGSEは、ヘッドマークを掲げて走り回ることになりました。引退するVSEの後輩にあたるMSEとGSEは、新しい車両がデビューするその日まで、大切な思いを伝えていく役割を担うのかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (2)
ワタシダ
がしました
他社は賑やかしくして話題もそちらに向いている中での苦肉の策にさえ見えてしまいます。
昔のようなサイド板なら味もありますけど、シールでは敢えて撮りに行かないかな?
何れにせよ長く活躍して貰いたいですね。
VSEが余りにも短い運命でしたから。
ワタシダ
がしました