小田急小田原線の起点は新宿、終点は小田原となっていますが、それぞれの駅の隣に位置しているのが、利用者が少ない南新宿と足柄です。
近年は乗降人員の最下位が年度によって入れ替わっており、南新宿か足柄のどちらかという状況が続いています。
直近10年の1日平均乗降人員において、両駅の順位はどちらが上になっているのでしょうか。
両駅の利用者数は少なく、近年はどちらかの駅が最下位という状況となっています。
南新宿は大都会の中にある駅ですが、歩いて行けるほど新宿が近いことや、近くに他の路線の駅があるため、どうしても利用者は少なくなってしまいます。
乗降人員は新宿の1%程度しかなく、差の大きさにも驚かされます。
足柄は郊外の駅という雰囲気で、周辺は住宅地となっています。
終点の小田原とは1.7kmも離れていますが、近くには伊豆箱根鉄道の駅もあることから、利用者が分散してしまうのかもしれません。
両駅の立地条件は似ている面もあり、周辺の駅と比較して利用者が少なくなってしまうのが、共通の特徴といえそうです。
以前は足柄の順位が下の状況でしたが、近年は年度によって変わる状況が続いています。
足柄の利用者が増加したことで、両駅の乗降人員は同じ水準となっており、年度によって順位が入れ替わるようになっています。
直近10年における、1日あたりの平均乗降人員は以下のとおりです。
【2012年度】
南新宿:3,688人
足柄:3,070人
【2013年度】
南新宿:3,850人
足柄:3,303人
【2014年度】
南新宿:3,788人
足柄:3,447人
【2015年度】
南新宿:3,815人
足柄:3,624人
【2016年度】
南新宿:3,782人
足柄:3,877人
【2017年度】
南新宿:4,024人
足柄:3,917人
【2018年度】
南新宿:4,023人
足柄:3,984人
【2019年度】
南新宿:3,977人
足柄:3,893人
【2020年度】
南新宿:3,153人
足柄:3,408人
【2021年度】
南新宿:3,410人
足柄:3,498人
結果はこのようになっており、南新宿が上位の年度が7回、足柄は3回という状況です。
コロナ禍については足柄のほうが優勢となっており、近年になるほど足柄が健闘しています。
南新宿の利用者が大きく増える可能性は低そうですが、足柄がもう少し増えると、定常的に順位が逆転するようなことも起きるかもしれません。
両駅よりも上位に位置するのは螢田ですが、利用者数の差が大きいため、ここの順位が入れ替わることはなさそうです。
2022年度はまもなく終わりますが、今度はどちらの駅が上位となるのでしょうか。
近年は乗降人員の最下位が年度によって入れ替わっており、南新宿か足柄のどちらかという状況が続いています。
直近10年の1日平均乗降人員において、両駅の順位はどちらが上になっているのでしょうか。
利用者が少ない南新宿と足柄
起点と終点から一駅の位置にあるのが、各駅停車のみが停まる南新宿と足柄です。両駅の利用者数は少なく、近年はどちらかの駅が最下位という状況となっています。
南新宿は大都会の中にある駅ですが、歩いて行けるほど新宿が近いことや、近くに他の路線の駅があるため、どうしても利用者は少なくなってしまいます。
乗降人員は新宿の1%程度しかなく、差の大きさにも驚かされます。
足柄は郊外の駅という雰囲気で、周辺は住宅地となっています。
終点の小田原とは1.7kmも離れていますが、近くには伊豆箱根鉄道の駅もあることから、利用者が分散してしまうのかもしれません。
両駅の立地条件は似ている面もあり、周辺の駅と比較して利用者が少なくなってしまうのが、共通の特徴といえそうです。
以前は足柄の順位が下の状況でしたが、近年は年度によって変わる状況が続いています。
直近10年の順位はどうなっているのか
利用者が少ない駅の代表となっている南新宿と足柄ですが、近年の状況はどうなっているのでしょうか。足柄の利用者が増加したことで、両駅の乗降人員は同じ水準となっており、年度によって順位が入れ替わるようになっています。
直近10年における、1日あたりの平均乗降人員は以下のとおりです。
【2012年度】
南新宿:3,688人
足柄:3,070人
【2013年度】
南新宿:3,850人
足柄:3,303人
【2014年度】
南新宿:3,788人
足柄:3,447人
【2015年度】
南新宿:3,815人
足柄:3,624人
【2016年度】
南新宿:3,782人
足柄:3,877人
【2017年度】
南新宿:4,024人
足柄:3,917人
【2018年度】
南新宿:4,023人
足柄:3,984人
【2019年度】
南新宿:3,977人
足柄:3,893人
【2020年度】
南新宿:3,153人
足柄:3,408人
【2021年度】
南新宿:3,410人
足柄:3,498人
結果はこのようになっており、南新宿が上位の年度が7回、足柄は3回という状況です。
コロナ禍については足柄のほうが優勢となっており、近年になるほど足柄が健闘しています。
南新宿の利用者が大きく増える可能性は低そうですが、足柄がもう少し増えると、定常的に順位が逆転するようなことも起きるかもしれません。
両駅よりも上位に位置するのは螢田ですが、利用者数の差が大きいため、ここの順位が入れ替わることはなさそうです。
おわりに
足柄の利用者が増えたことで、年度によって順位が入れ替わるようになった両駅の関係。2022年度はまもなく終わりますが、今度はどちらの駅が上位となるのでしょうか。
コメント
コメント一覧 (8)
踏切側に超線歩道橋兼改札口を造り、駅名を小田急代々木に改名すれば、もっと利用されます。
ワタシダ
がしました
市役所や公立病院など
また学校や近隣住民や近隣会社勤務の人達に
とって重要な公共交通機関の役目を
現在も担っています
ワタシダ
がしました
南側には三次救急の小田原市立病院、市役所、警察署、西湘県政事務所があるので、小田原市北部(富水や栢山)からのゲート駅になります。南側に改札があれば便利なって利用促進になるとおもうのですが…
ワタシダ
がしました
一つ言えるのは南新宿よりも足柄の方が電車1本(1両)辺りの利用者数はかなり高いということですかね。
本数両数とも南新宿の方が圧倒してるので。
ワタシダ
がしました
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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