廃車が本格化し、2022年度に大きく数を減らすことになった小田急8000形。
2023年2月に8054Fが廃車になって以降、8000形に目立った動きはありませんでしたが、4両の8052Fが休車になったものとみられます。

20190202_01

徐々に車両にも動きが見え始めた2023年度ですが、今後どのようなことが想定されるのでしょうか。

8000形の8052Fが休車か

5000形の増備によって車両の置き換えが進められる中、2022年度からは保有車両数の削減が始まりました。
2022年に実施されたダイヤ変更による減便で、小田急では保有車両数の削減が可能となっており、実際に車両は余っている状況となっています。

そんな中、新年度がスタートして間もない2023年4月7日には、8000形の8052Fが休車になったと思われる動きを見せました。
同じタイミングで他の編成にも動きがあり、最近は営業運転に使われていなかった8051Fが復帰し、再び元気に走る姿が見られるようになっています。

現時点で想定される2023年度の動き

8052Fがこの先どうなるのかははっきりしないものの、過去の傾向としては廃車になる可能性が高まったといえます。
数ヶ月の休車後、営業運転に復帰することなく廃車になるのは、比較的多く見られるパターンとなっています。

少しずつ保有車両数の削減が進められていますが、対象は80両と発表されており、現状はまだ車両が余っている状態です。
8000形の廃車はこれからもしばらく続くことが予想されますが、気になるのは2023年度に5000形の増備が行われるのかという点です。
増備される場合には、その分多くの8000形が姿を消すことになるとみられ、重要な意味を持つこととなります。

5000形の増備があるのかについては、設備投資計画の発表で明らかになるでしょうから、今は静かに発表を待つしかありません。
いずれにしても、8000形が数を減らすことは間違いないでしょうから、昔ながらの小田急を楽しむのは今のうちにというところでしょうか。

おわりに

早くも8000形に動きがあり、今後が気になる状況となってきた2023年度の小田急。
まだ多くの編成が活躍する今のうちに、できることをしておくのが得策といえそうです。