コロナ禍が終わろうとしている中、小田急から2022年度の乗降人員が発表されました。
利用者が増えてきたと感じる一方で、最盛期ほどではない状況でもあり、今後の取り組みが重要になりそうです。
乗降人員がコロナ禍前と比較してどの程度回復したのか、路線ごとにデータを見ていきます。
2日目の今日は、江ノ島線をピックアップします。
江ノ島線についてもコロナ禍の影響を受け、2020年度以降は利用者の減少に見舞われています。
小田急の他路線と比較した場合、減便があまり行われていない江ノ島線について、2019年度の1日平均駅別乗降人員を確認してみたいと思います。
駅ごとにまとめると、以下のとおりとなります。
東林間:22,006人
中央林間:99,122人
南林間:34,021人
鶴間:30,356人
大和:118,918人
桜ヶ丘:20,242人
高座渋谷:25,520人
長後:34,294人
湘南台:92,076人
六会日大前:29,802人
善行:27,011人
藤沢本町:21,694人
藤沢:165,663人
本鵠沼:13,938人
鵠沼海岸:19,859人
片瀬江ノ島:19,828人
全ての駅が5桁以上となっており、極端に利用者が少ない駅が存在しないのが、江ノ島線の特徴でしょうか。
2020年度以降は、江ノ島線についても乗降人員が減少し、コロナ禍の影響を受けることとなります。
実際のところは、どの程度利用者が戻ってきているのでしょうか。
現時点では最新のデータとなる2022年度の乗降人員について、駅ごとにまとめた結果は以下のとおりで、括弧内は2019年度比となります。
東林間:19,400人(88.2%)
中央林間:89,178人(90.0%)
南林間:29,406人(86.4%)
鶴間:27,031人(89.0%)
大和:107,131人(90.1%)
桜ヶ丘:18,281人(90.3%)
高座渋谷:23,308人(91.3%)
長後:30,546人(89.1%)
湘南台:82,372人(89.5%)
六会日大前:26,972人(90.5%)
善行:24,552人(90.9%)
藤沢本町:19,665人(90.6%)
藤沢:150,074人(90.6%)
本鵠沼:12,054人(86.5%)
鵠沼海岸:17,167人(86.4%)
片瀬江ノ島:18,112人(91.3%)
小田原線と比較した場合に、駅ごとの2019年度比は大きく変わらないという違いがありました。
全体の平均値は89.8%で、小田原線の83.8%と比較しても減少度合いは控えめです。
本鵠沼や鵠沼海岸については他よりも減少傾向が強く、末端部は他よりも落ち込んでいる面があるものの、片瀬江ノ島は最も減少していない駅となっており、面白い傾向がみられました。
2023年度はもう少し利用者が増えそうなため、最もコロナ禍前の状態に近付く路線となりそうです。
沿線の人口が増えていることが、減少を最小限に抑えることへと繋がったのかもしれませんね。
明日は多摩線の比較を行いたいと思います。
利用者が増えてきたと感じる一方で、最盛期ほどではない状況でもあり、今後の取り組みが重要になりそうです。
乗降人員がコロナ禍前と比較してどの程度回復したのか、路線ごとにデータを見ていきます。
2日目の今日は、江ノ島線をピックアップします。
江ノ島線の1日平均駅別乗降人員(2019年度)
快速急行が小田原線と直通運転を行う江ノ島線は、支線でありながらかなり利用者が多い路線です。江ノ島線についてもコロナ禍の影響を受け、2020年度以降は利用者の減少に見舞われています。
小田急の他路線と比較した場合、減便があまり行われていない江ノ島線について、2019年度の1日平均駅別乗降人員を確認してみたいと思います。
駅ごとにまとめると、以下のとおりとなります。
東林間:22,006人
中央林間:99,122人
南林間:34,021人
鶴間:30,356人
大和:118,918人
桜ヶ丘:20,242人
高座渋谷:25,520人
長後:34,294人
湘南台:92,076人
六会日大前:29,802人
善行:27,011人
藤沢本町:21,694人
藤沢:165,663人
本鵠沼:13,938人
鵠沼海岸:19,859人
片瀬江ノ島:19,828人
全ての駅が5桁以上となっており、極端に利用者が少ない駅が存在しないのが、江ノ島線の特徴でしょうか。
2020年度以降は、江ノ島線についても乗降人員が減少し、コロナ禍の影響を受けることとなります。
江ノ島線の1日平均駅別乗降人員(2022年度)
空いている列車が少ないと感じる江ノ島線ですが、2022年度は感覚的にも混雑が戻ってきた印象です。実際のところは、どの程度利用者が戻ってきているのでしょうか。
現時点では最新のデータとなる2022年度の乗降人員について、駅ごとにまとめた結果は以下のとおりで、括弧内は2019年度比となります。
東林間:19,400人(88.2%)
中央林間:89,178人(90.0%)
南林間:29,406人(86.4%)
鶴間:27,031人(89.0%)
大和:107,131人(90.1%)
桜ヶ丘:18,281人(90.3%)
高座渋谷:23,308人(91.3%)
長後:30,546人(89.1%)
湘南台:82,372人(89.5%)
六会日大前:26,972人(90.5%)
善行:24,552人(90.9%)
藤沢本町:19,665人(90.6%)
藤沢:150,074人(90.6%)
本鵠沼:12,054人(86.5%)
鵠沼海岸:17,167人(86.4%)
片瀬江ノ島:18,112人(91.3%)
小田原線と比較した場合に、駅ごとの2019年度比は大きく変わらないという違いがありました。
全体の平均値は89.8%で、小田原線の83.8%と比較しても減少度合いは控えめです。
本鵠沼や鵠沼海岸については他よりも減少傾向が強く、末端部は他よりも落ち込んでいる面があるものの、片瀬江ノ島は最も減少していない駅となっており、面白い傾向がみられました。
2023年度はもう少し利用者が増えそうなため、最もコロナ禍前の状態に近付く路線となりそうです。
おわりに
小田原線と比較した場合、減少の度合いがかなり抑えられていた江ノ島線。沿線の人口が増えていることが、減少を最小限に抑えることへと繋がったのかもしれませんね。
明日は多摩線の比較を行いたいと思います。
コメント
コメント一覧 (7)
藤沢市内でも由緒正しい邸宅地です
ワタシダ
がしました
隣駅で急行停車駅でもある
南林間と長後を抜く日も
遠くない気がしますね。
ワタシダ
がしました
本鵠沼や鵠沼海岸の乗降客減と系統分断化の関連性は薄いのではないかと思います。
小田急を利用することを止めたかと言って他に選択肢がある訳でも無いので。
ワタシダ
がしました
多摩線は小田原線からの直通列車も含め日中時間帯のオール各駅停車化で減少幅が他の2線よりも大きそうな気もしますが、お隣の京王相模原線とともに果たしてどのくらい変化したのか、明日の投稿がとても楽しみです。
ワタシダ
がしました