ロマンスカーを除いた列車では最上位種別となり、小田急の全線で運行される快速急行。
速達性があることから利用率も高く、終日に渡って混雑する列車の代表的存在となっています。

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そんな快速急行ですが、新百合ヶ丘で多摩線に乗り換えようとすると、接続が悪いタイミングに当たることがあります。
最大で何分待つことがあるのか、平日の下りに絞って確認してみたいと思います。

14時台までに到着する列車での待ち時間

少しでも早く目的地に到着しようと、混雑する快速急行を我慢しつつ選択することがあります。
しかし、いざ新百合ヶ丘に到着してみると、目の前で多摩線の列車が出発してしまい、空いている次の列車で来ても、多摩線の列車が同じだったという体験はないでしょうか。

意地悪なダイヤだなといった感情を抱きつつも、回送が走る都合等でそのようにせざるを得ない場合もあり、難しい問題だなと常々感じています。
せめて予め分かっていたらと思い、平日の下り快速急行から、多摩線の各駅停車に乗り換えた場合の待ち時間を調べてみました。

現実的に乗り換えられる時間として、2分以上を基準にし、1分以下は次の列車としています。
また、待ち時間が短い場合、快速急行の乗車位置によっては間に合わないため、くれぐれもホームを走るといったことはしないで下さい。

平日の14時台までに新百合ヶ丘に到着する下り快速急行において、多摩線の各駅停車に乗り換える場合の待ち時間は、以下のとおりとなります。
唐木田行きの快速急行については、太字としています。

8時14分:7分
8時24分:7分
8時33分:7分
8時45分:4分
8時53分:5分
9時5分:4分
9時14分:3分
9時25分:3分
9時35分:2分
9時45分:12分
9時55分:2分
10時2分:4分
10時13分:3分
10時24分:9分
10時32分:10分
10時43分:9分
10時52分:10分
11時3分:9分
11時12分:10分
11時23分:9分
11時32分:10分
11時43分:9分
11時52分:10分
12時3分:9分
12時12分:10分
12時23分:9分
12時32分:10分
12時43分:9分
12時52分:10分
13時3分:9分
13時12分:10分
13時23分:9分
13時32分:10分
13時43分:9分
13時52分:10分
14時3分:9分
14時12分:10分
14時23分:9分
14時32分:10分
14時43分:9分
14時52分:10分

結果はこのようになっており、タイミングが悪い列車も存在するものの、9時台までは比較的接続がよいといえそうです。
目立つのは9時45分着の快速急行で、直前に各駅停車が発車してしまうため、12分も待つことになります。

10時台からは基本的にパターンが固定され、10分前後待つのが基本です。
これは唐木田行きの急行が多摩線内で各駅停車に化けるためで、快速急行で急ぐことはせず、素直に急行で来るのが正解ということになります。

15時以降に到着する列車での待ち時間

接続がよくない時間帯が日中は続きますが、いつまでそのパターンとなっているのでしょうか。
続いては、1日の後半の時間帯を確認していきたいと思います。

書き方や条件を先ほどと同じにした場合、15時以降の時間帯における待ち時間は、以下のとおりとなります。

15時3分:9分
15時12分:10分
15時23分:9分
15時32分:10分
15時43分:9分
15時52分:10分
16時3分:9分
16時12分:10分
16時23分:9分
16時33分:9分
16時43分:10分
16時53分:12分
17時4分:8分
17時13分:13分
17時23分:3分
17時33分:3分
17時45分:12分
17時54分:3分
18時6分:2分
18時15分:3分
18時25分:3分
18時34分:4分
18時46分:3分
18時54分:3分
19時6分:3分
19時15分:3分
19時26分:3分
19時34分:4分
19時46分:3分
19時54分:3分
20時6分:3分
20時15分:3分
20時26分:3分
20時34分:4分
20時46分:3分
20時54分:4分
21時6分:3分
21時15分:3分
21時26分:11分
21時34分:3分
21時45分:9分
21時54分:9分
22時4分:9分
22時13分:10分
22時24分:12分
22時32分:4分
22時42分:4分
23時10分:11分
23時44分:3分

接続のパターンが大きく変化するのは17時台で、一部にタイミングが悪い列車は挟まるものの、待ち時間は少なくなります。
興味深いのは21時以降で、列車によって待ち時間が異なるようになり、タイミングに左右される状況が目立ちます。

1日を通して見ると、13分の待ち時間が最大となり、17時13分に到着する快速急行が該当します。
それ以外には12分が4本となっており、このあたりの列車に当たると、かなり不運な結果だったといえそうです。

おわりに

時間帯によって傾向が変わり、最大では13分も待つことがある多摩線への乗り換え。
土休日や上り列車についても、追って調査してみたいと思います。