今も地上に駅舎があり、昔ながらの私鉄駅らしさが残る小田急の読売ランド前。
駅舎は下り線側に設けられていますが、上り線側にも小規模な改札口があり、どちらのホームにも直接入ることができるようになっています。

そんな読売ランド前の駅舎ですが、なぜ主要な道路がある上り線側ではなく、下り線側に設けられているのでしょうか。
多くの駅舎が橋上化された中で、昔ながらの雰囲気が今も残っており、いかにも私鉄の駅舎といった風景です。
駅舎は下り線側に設けられており、上りホームとは跨線橋で結ばれています。
過去に駅舎のリニューアルが行われており、1995年に使用を開始したものが現在も使われています。

駅前にロータリー等はなく、比較的細い道に面しています。
車がすれ違うことはできる幅となっていますが、曲がりくねった道となっており、ごちゃごちゃした印象を受けます。
やや不思議に感じることとして、駅に沿って津久井道という主要な道路が通っているにもかかわらず、駅舎がそれとは反対側に設けられているという点があげられます。
上り線側にも小さな改札口が設けられていますが、かつては臨時改札口という扱いで、ラッシュ時以外は通ることができないものでした。
その背景には、駅舎の前を通っている道が、津久井道の旧道であったことが関係していると考えられます。
上りホームに沿っている津久井道ですが、現在の道は後に造られた新道で、元々は駅舎の前を通っており、線路に沿ってはいませんでした。
旧道は駅の新宿方にある生田4号踏切から下り線側に抜け、ほぼ同じルートを辿りつつ小田原方面に抜けていました。
現在の高石歩道橋付近まで旧道が続いていたようで、再び小田急と交差して上り線側に戻ります。
上り線側に戻ってからも、現在と同じルートを辿っていたわけではなく、そのままよみうりランド方面に少し進み、直角に曲がっていました。
線路を敷設する際、道に沿って蛇行させなかったことで、今のような位置関係ができあがったのでしょう。
同様に入り組んでいたのが新百合ヶ丘付近ですが、こちらも線形が改良されており、複雑な位置関係が整理されていったことが分かりますね。
複々線化が実現する可能性は低そうですが、その際にはこのような名残もなくなってしまうのかもしれませんね。
駅舎は下り線側に設けられていますが、上り線側にも小規模な改札口があり、どちらのホームにも直接入ることができるようになっています。

そんな読売ランド前の駅舎ですが、なぜ主要な道路がある上り線側ではなく、下り線側に設けられているのでしょうか。
細い道に面している読売ランド前の駅舎
複々線化や津久井道の拡幅計画があるためか、読売ランド前の駅舎は橋上化されておらず、今も地上に設置されています。多くの駅舎が橋上化された中で、昔ながらの雰囲気が今も残っており、いかにも私鉄の駅舎といった風景です。
駅舎は下り線側に設けられており、上りホームとは跨線橋で結ばれています。
過去に駅舎のリニューアルが行われており、1995年に使用を開始したものが現在も使われています。

駅前にロータリー等はなく、比較的細い道に面しています。
車がすれ違うことはできる幅となっていますが、曲がりくねった道となっており、ごちゃごちゃした印象を受けます。
やや不思議に感じることとして、駅に沿って津久井道という主要な道路が通っているにもかかわらず、駅舎がそれとは反対側に設けられているという点があげられます。
上り線側にも小さな改札口が設けられていますが、かつては臨時改札口という扱いで、ラッシュ時以外は通ることができないものでした。
駅舎の前を通る津久井道の旧道
踏切を渡らなければ駅前に車でのアクセスができませんが、なぜ読売ランド前はこのような状態となったのでしょうか。その背景には、駅舎の前を通っている道が、津久井道の旧道であったことが関係していると考えられます。
上りホームに沿っている津久井道ですが、現在の道は後に造られた新道で、元々は駅舎の前を通っており、線路に沿ってはいませんでした。
旧道は駅の新宿方にある生田4号踏切から下り線側に抜け、ほぼ同じルートを辿りつつ小田原方面に抜けていました。
現在の高石歩道橋付近まで旧道が続いていたようで、再び小田急と交差して上り線側に戻ります。
上り線側に戻ってからも、現在と同じルートを辿っていたわけではなく、そのままよみうりランド方面に少し進み、直角に曲がっていました。
線路を敷設する際、道に沿って蛇行させなかったことで、今のような位置関係ができあがったのでしょう。
同様に入り組んでいたのが新百合ヶ丘付近ですが、こちらも線形が改良されており、複雑な位置関係が整理されていったことが分かりますね。
おわりに
旧道との位置関係により、現在の状態となった読売ランド前の駅舎。複々線化が実現する可能性は低そうですが、その際にはこのような名残もなくなってしまうのかもしれませんね。
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