超高層ビルへの建て替えに伴い、様々な影響が生じつつある小田急の新宿駅。
ターミナル駅としての最低限の機能を維持しつつ、工事が盛んに進められています。

工事の進捗に伴い、仮設の状態となる場所が増えてきましたが、今後もパズルのように解体が進められそうです。

移転と閉鎖が続く小田急の新宿駅

解体による構造物の露出が目立つ新宿ですが、解体工事の範囲を広げるためか、窓口等の移転が行われています。
既存の建物は北側から解体が進められていますが、今後は南側に解体範囲が拡大するものと思われます。

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最近の目立つ変化としては、特急券うりばと券売機の位置が移動したほか、自動改札機もホーム側に寄せられました。
窓口は当然仮設の状態での営業となりますが、ロマンスカーのシンボルカラーを取り入れる等、デザイン上の配慮がされています。

電車の運行を継続しつつ解体を進めるため、鉄骨を組んで案内表示を移設するといった変化もみられます。
ホーム上にも鉄骨が組まれ始めているため、今後は様々な設備が移設され、工事中は圧迫感のある状態となりそうです。

パズルのように進むと思われる解体工事

様々なものの位置が移動し、まるでパズルのような状態となっていますが、これからも様々な変化がありそうです。
特急用のホームにあるセブンイレブンも2023年9月13日に閉店となるようですが、鉄骨を組む際に支障するものとみられ、やむを得ないのでしょう。

解体工事が南側に移りつつあることで、外との出入口にも今後は変化がありそうです。
自動改札機を移動していることから、モザイク通りだった場所に出入口を変更し、解体範囲を広げるような対応が行われるのかもしれません。

おわりに

数週間、数ヶ月単位で目まぐるしく変化し、しばらくは寂しい状態となりそうな小田急の新宿駅。
全ての工事が完了する頃には、再び賑わう楽しい空間になるのでしょうね。