小田急の本線として、1927年4月1日に全線が一気に開業した小田原線。
小田原線内にある魅力的な駅の数々について、小田急小田原線全駅ガイドでは、駅ごとの特徴やデータをまとめています。

狛江駅の概要

日本で2番目に面積が小さい狛江市において、中心的な存在となっているのが狛江駅です。
駅の開業日は1927年5月27日となっており、小田原線の開業から56日後のことでした。

小田原線が通るようになってから、僅かに遅れて駅が設置されていますが、当初は狛江駅の設置予定がなかったところに対して、住民側の費用負担により駅の設置を要望し、それが実現したという背景があります。
和泉多摩川駅との距離が短いのもこれが理由であり、駅を設置する位置を決める際の難しさを感じます。

複々線化に合わせて駅は高架化され、ホームは緩行線にのみ設けられています。
優等列車である準急は、緩行線を走りつつ狛江に停車するのが面白い点で、線路容量を上手く活用している事例といえそうです。
ホームは曲線部に位置しており、複々線内にある駅の中では、比較的個性が強い駅となっています。

狛江駅のデータ

駅名:狛江
駅名の読み方:こまえ
副駅名:-
旧駅名:-
駅番号:OH16
開業日:1927年5月27日
所在地:東京都狛江市東和泉一丁目17番1号
キロ程:13.8km
停車する列車種別:準急・各駅停車

狛江駅の構造

駅舎のタイプ:高架駅
改札口の数:1
ホームの形態:2面4線
ホームの長さ:10両分
番線数:2
上屋の配置:全体
駅の分類:停留場
引き上げ線の有無:なし
留置線の有無:なし
折り返しの可否:不可

狛江駅の写真

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