東京メトロの千代田線への直通用車両として、2007年に営業運転を開始した小田急4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4055Fの概要

2007年の終わりに登場した編成で、最も初期に登場したグループである1次車にあたります。
他の編成と同様の10両固定編成となっており、2007年11月24日より営業運転を開始しました。

1000形で行われていた千代田線への乗り入れですが、4両と6両を繋いだ10両においては、中間に先頭車が入ってしまうという問題がありました。
そこで、4000形の導入によってその状態を解消することで、収容力の拡大や、保安度の向上が図られています。
4055Fもその役目を担っており、1次車全体でも大きな差異はなく、編成に固有の特徴はありません。

営業運転の開始後は、千代田線への直通運用を中心に使用され、4000形の編成数自体が少ない頃は、新宿に入線する機会があまりありませんでした。
登場後から現在までには、車内に設置されている液晶画面の交換、JR東日本の常磐緩行線に乗り入れるための改造等が随時行われています。

現在は3社での相互直通運転を中心に活躍しつつ、乗り入れを伴わない運用にも幅広く使用されています。

編成表

クハ4055-デハ4005-デハ4105-デハ4205-デハ4305-サハ4355-サハ4455-デハ4405-デハ4505-クハ4555
※左側が新宿方

製造区分

クハ4055:1次車
デハ4005:1次車
デハ4105:1次車
デハ4205:1次車
デハ4305:1次車
サハ4355:1次車
サハ4455:1次車
デハ4405:1次車
デハ4505:1次車
クハ4555:1次車

製造所

クハ4055:東急車輛製造
デハ4005:東急車輛製造
デハ4105:東急車輛製造
デハ4205:東急車輛製造
デハ4305:東急車輛製造
サハ4355:東急車輛製造
サハ4455:東急車輛製造
デハ4405:東急車輛製造
デハ4505:東急車輛製造
クハ4555:東急車輛製造

竣功日

クハ4055:2007年11月12日
デハ4005:2007年11月12日
デハ4105:2007年11月12日
デハ4205:2007年11月12日
デハ4305:2007年11月12日
サハ4355:2007年11月12日
サハ4455:2007年11月12日
デハ4405:2007年11月12日
デハ4505:2007年11月12日
クハ4555:2007年11月12日

4055Fの写真

20180422_01