小田急の本線として、1927年4月1日に全線が一気に開業した小田原線。
小田原線内にある魅力的な駅の数々について、小田急小田原線全駅ガイドでは、駅ごとの特徴やデータをまとめています。

座間駅の概要

小田原線の開業から少し遅れた1927年7月28日に設置された駅で、当初は新座間という駅名でした。
当時は現在の相武台前が座間という駅名だったため、駅名に「新」を付けたものです。

駅の周辺は住宅地となっていますが、近くには座間谷戸山公園があるほか、少し歩くと農地も広がります。
800mほど離れた位置には相模線の入谷という駅があり、厚木付近までは少し離れた位置を並行する状態となります。

座間にはかつて遊園地の計画があり、1937年7月1日には駅名を座間遊園に改称しました。
しかし、戦争の時代へと突入する中で計画は頓挫し、1941年10月15日には駅名を座間に改めています。
隣の座間が駅名を改称したことで、使われなくなった座間という駅名を復活させた状態になっており、隣の駅で名称を再利用するという珍しいケースになりました。

座間駅のデータ

駅名:座間
駅名の読み方:ざま
副駅名:-
旧駅名:新座間・座間遊園
駅番号:OH31
開業日:1927年7月28日
所在地:神奈川県座間市入谷東三丁目60番1号
キロ程:39.2km
停車する列車種別:通勤準急・準急・各駅停車

座間駅の構造

駅舎のタイプ:橋上駅
改札口の数:1
ホームの形態:2面2線
ホームの長さ:10両分
番線数:2
上屋の配置:全体
駅の分類:停留場
引き上げ線の有無:なし
留置線の有無:なし
折り返しの可否:不可

座間駅の写真

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