1995年に営業運転を開始した小田急2000形。
小田急2000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

2057Fの概要

2000形としては大量増備のグループとなった3次車に含まれ、2000年度に竣功した編成です。
続々と増備される2000形により、2600形の8両固定編成が置き換えられ、2057Fが登場する頃には勢力の逆転を感じました。

外見は3次車に固有の仕様となっており、他の編成と大きな違いはありません。
冷房のキセに車外放送用のスピーカーがあるほか、遮光ガラスの採用によるカーテンの省略、優先席の荷棚が低い位置になる等、3次車ならではの仕様となっています。

登場後は専ら近郊区間用として活躍しており、各駅停車での運用が主体です。
優等列車での活躍機会は少なく、区間準急での使用が目立った時期があるほかは、希少運用の充当程度となっており、登場から現在まで使われ方はほとんど変化していません。

編成表

クハ2057-デハ2007-デハ2107-サハ2157-サハ2257-デハ2307-デハ2407-クハ2457
※左側が新宿方

製造区分

クハ2057:3次車
デハ2007:3次車
デハ2107:3次車
サハ2157:3次車
サハ2257:3次車
デハ2307:3次車
デハ2407:3次車
クハ2457:3次車

製造所

クハ2057:東急車輛製造
デハ2007:東急車輛製造
デハ2107:東急車輛製造
サハ2157:東急車輛製造
サハ2257:東急車輛製造
デハ2307:東急車輛製造
デハ2407:東急車輛製造
クハ2457:東急車輛製造

竣功日

クハ2057:2001年1月25日
デハ2007:2001年1月25日
デハ2107:2001年1月25日
サハ2157:2001年1月25日
サハ2257:2001年1月25日
デハ2307:2001年1月25日
デハ2407:2001年1月25日
クハ2457:2001年1月25日

2057Fの写真

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