小田急百貨店新宿店本館の建て替えに関連し、駅にも工事に関連した様々な動きが見られる新宿。
地上ホームを中心に、駅構内はあっという間に工事中の雰囲気へと変化しましたが、今後どうなるのかが一部明らかになりました。

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新宿の特徴であるクローバー型のガラス壁にも変化があるようで、かなり大規模な工事となるようです。
小田急の起点である新宿駅は、今後どう変わっていくのでしょうか。

解体工事が進められる小田急の新宿駅

超高層ビルへの建て替えに関連し、工事の影響は新宿駅の構内にも及んでいます。
既存の建物については1年でかなり解体が進み、西口側から東口側の建造物が見えるようになってきました。

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先日の写真を再度使用しますが、左側の新宿地下鉄ビルデイングは既に上層階がなくなり、右側の新宿駅西口本屋ビルがある程度残っている状態です。
今後は右側も解体が進むため、さらに東口側が見えることになるでしょう。

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使い回しの写真ばかりで申し訳ないですが、駅構内では建物の構造物が見える状態になっています。
店舗の閉店等も進んでおり、駅構内の工事もそれなりに大規模なものとなることが予想されていました。

新宿の地上ホームの上は、モザイク通り等がある位置となりますが、今も営業する新宿ミロードの建物も含めて、今後順次解体が進められることとなります。

新宿駅は今後どう変わるのか

解体工事が本格化する中で、新宿の駅構内が今後どのようになるのか、ビルの建て替えとは違った視点で気になっていました。
列車の運行を行いつつ、地下にもホームがある状態であり、そんな中で解体工事を進めるのは簡単なことではないためです。

色々なことが気になっている状況の中、建設通信新聞Digitalの記事や動画ニュースにおいて、駅構内の今後が一部明らかになりました。
駅以外の部分についても、かなり興味深い内容となっておりますので、よろしければ合わせてご覧下さい。



気になる駅構内の今後ですが、鉄道の運行を継続しながらの工事となるのは当然ながらも、やはり地下については現在の構造体をそのまま利用するようです。
地上も含めた鉄道に関係する構造体は残しつつ、ホームよりも上を柱も含めて解体し、新たな建物を建設することが分かりました。

ホーム上に鉄骨が組まれつつあるのは、仮設の屋根を設けるためで、解体の前にまずはその準備を進めるようです。
壁についても一度全て撤去され、新宿の特徴だった特急ホーム側にあるクローバー型のガラス壁についても、今回の解体工事で見納めとなるそうです。
建て替え後は、JR東日本のホームからロマンスカーがよく見えるような壁を設ける想定のようで、果たしてどのような姿となるのでしょうか。

現在は終端部側の工事が中心となっていますが、2025年には新宿ミロードの解体も始まる予定となっています。
小田原側に向かって解体工事は進み、新たな姿へと生まれ変わっていくことになりそうです。

おわりに

記事や動画を見ていたところ、新宿の駅についてはリニューアルという表現が使われていました。
工事中は寂しい状態となりますが、きっと小田急の玄関口に相応しい姿になってくれることでしょう。