超高層ビルへの建て替えに伴い、構内や周辺の風景がどんどん変化している小田急の新宿駅。
店舗の閉店が続き寂しい状態となっていましたが、久々に明るい話題が飛び込んできました。

駅の近くにある小田急エース内に、箱根そば本陣の新店舗が2023年10月3日にオープンする予定で、おだむすびが併設される新しいスタイルとなります。
二つの店舗がタッグを組むことになりますが、今後の展開にも期待が膨らみます。

小田急エースの南館にオープンする新店舗

先日乗り換えのために小田急エースの中を歩いていたところ、工事中の店舗が目に留まりました。
よく見ると、そこには箱根そば本陣と書かれていますが、おだむすびの文字もあったのです。

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通りがかった際はまだ内装の工事中と思われる状態でしたが、ほぼ完成しているように見えました。
これは記事にしようと思っていたところ、翌日の9月28日にオープンに関する告知があり、詳細が明らかとなりました。

新たにオープンする店舗は箱根そば本陣の小田急エース南館店で、おだむすびを併設するものとなります。
小田急のお蕎麦屋さんとして有名な箱根そばですが、本陣は旗艦店としてワンランク上の設定となっており、そこにおだむすびを併設することで、そばとおむすびのセットメニューも展開されるようです。
そばとおむすびは相性がよいので、今までとは違う新たな価値を提供する店舗になるのでしょう。

おだむすびについてはテイクアウトも可能ですが、目と鼻の先にある本店よりもラインナップは少ないようなので、店内で食べることにこそ価値がありそうです。
気になるのは既存店舗の展開であり、再開発に伴う動きが今後あるのかについては、やや心配なところではあります。

期待が膨らむ今後の展開

心の中で勝手におだむすびすとを自称するぐらい、おだむすびを推している私ですが、今回の店舗にはとても期待してしまいます。
おだむすびはとても美味しく、頻繁に食べたくなるのですが、店舗数が限られているのがネックでした。
おむすびというジャンルは競合も多く、単体で多店舗展開を行うのは難しいのかもしれません。

そんな状況下において、箱根そばと併設するスタイルは、出店のハードルを下げてくれる可能性がありそうです。
観光で日本を訪れる外国人が多くなってきた中、小さくても買える場所が多くあることは、インバウンドの面でもプラスになるように思います。
おだむすびの本店を見ていても、様々な国の方が購入しているのが分かるため、既存の箱根そばに追設するという取り組みができたら面白そうです。

気がかりな点としては、肝心の商品であるおむすびをどう用意するかです。
新宿の場合には、既に本店があるため難しくないのでしょうが、そうではない場所ではどうやって商品を確保するのかという課題があると思われるため、果たしてどうなりますでしょうか。

おわりに

箱根そばとおだむすびが組み合わされ、新しいスタイルでの営業がスタートします。
そばとおむすびのセットはどんなものか、機会があれば食べてみたいと思っています。